MA現場初体験

 ギンザビデオテックに11:00集合ということだったが、気合い入れて早く着きすぎてしまい、10:10ぐらいに到着。とりあえずMAルームを覗いてみたが誰もいなかったので、近くのマクドナルドで時間をつぶす。
 10:40ごろMAに行ってみると、ミキサーさんが2人いて、何か作業をやっていた。僕はポットのコーヒーを注文し、部屋の中で待っていた。しばらくすると中年男性が1人入ってきた。この人は何をする人なんだろうと思って見ていると、奥にあるオープンリールデッキの前に座った。ミキサーさんはこの間の編集のときに仕上がったものを再生していた。パッとみたところ、映像を何かの媒体に取り込んでいるようだった。
 11:02になり、佐藤さんが到着。ミキサーさんはまだ少し残った作業を終わらせつつあった。壁には大型のスピーカーが埋め込まれていたが、実際に鳴っているのはミキサーの上にのっかっている小型のものだけだった。ちょっとして準備が完了し、すぐに音入れスタート。昨日はロケから帰ってきたばっかりで、さらに夜中に徳光と宮寺がうちに遊びに来ていたので、今日のMAで眠ってしまわないかと心配だったが、音入れが始まった瞬間、そんな気分はふっとんだ。壁に埋め込まれたスピーカーから音が流れ始めたのだが、その音のすごいことすごいこと。僕は大学時代、PAのバイトをやっていたので、音に関してはそれなりにこだわりを持っている方の人間なのだが、このときスピーカーから出てきた音には驚きを隠せなかった。こんなすごい音質で音を聞くのは始めてと言っても過言ではなかった。
 見ていて気がついたのだが、オープンリールデッキの前に座っている男性がいわゆる「音効さん」であるらしかった。素材を全て6mm(オープンテープ)に入れて持ってきて、それを順次入れていく。そういう作業をする人が音響効果の人であるらしかった。
 11:30ごろ昼食を選び、注文する。12:00ごろ届き、昼食にする。昼食後、丸山さんとナレーターさんが13:00入りということなので、2人が来るまで待つ。そして13:00ちょうどに丸山さんとナレーターさんが現れた。まずはナレーション原稿をナレーターさんに手渡す。ナレーターさんはそれを確認し、佐藤さんと漢字の読み方などを打ち合わせる。一通り打ち合わせが終わったら、ナレーターさんにはアナブースに入ってもらい、通しでリハーサルを行う。映像を見ながら原稿を読んでもらう。ナレーションのタイミングは佐藤さんの手元にあるボタンによって、アナブース内のナレーターさんに伝えられる。
 リハーサル終了後、数点気になったところを確認してから本番。ナレーションを数カ所のブロックに区切って録音していく。一通り録音が終わってからチェックをして、14:30ごろナレーターさんは帰る。ここからはミックスダウンの作業に入る。録音した音を微妙に調整しながらD2のマスターテープに戻していく。
 全ての作業が終了したのは16:00ごろ。思ったより早かった。初めてのMAは驚きと感激の連続だった。


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