中学校ゆとりロケ1

 今日は「中学校ゆとり」のロケ。これはテレビ神奈川で放送される番組で、去年僕が担当していた「小学理科・社会」と同じシリーズのものである。今年、僕はこの番組の助手にはつかなかったのだが、今日と明日は撮影項目が多く、かなり慌ただしくなってくるためヘルプスタッフとしてセカンドのADを担当することになった。また、本当のADは後輩の秋山さんなのだが、まだ仕事に慣れていないため、彼女をサポートしていってあげなければならない。
 今日は9:00出発なので、会社に8:00ごろに行き、最終的な荷物の確認と台本のチェックをする。そして8:50ごろ、技術部のフロアに行き、荷物を持って外に出る。機材と小道具をロケバスに積み込み、9:00ちょうどに会社を出発する。ロケ現場は横須賀市の中学校とその近辺。首都高速から東名に乗り、横横に入る。そして10:10ごろ、横須賀で降りる。まず最初に近くのファミレスに入り、昼食を済ます。そして11:30に現地の学校に到着。まずは朝のホームルームのシーンを撮影する。今日のこの撮影のために、先生にお願いして25人強の生徒に残っていてもらった。学校に到着すると、校舎の窓という窓から中学生が顔を出し、「ロケバスのせてー!」とか「俺を撮ってー!」と叫び始めた。そういう声を無視しつつ、準備を進める。ロケバスから機材を降ろして、撮影を行う2階の教室に機材を運び込む。まずは照明の設置とカメラ位置の確認。そして出演してもらう生徒の席の配置を決める。12:00ごろ、中学生が全員揃ったので、とりあえず撮影に当たっての注意事項を簡単に説明する。そしてだいたい準備が整った12:50ごろから撮影開始。秋山さんが作った香盤表を元に撮影を進めていく。出演する全員が素人ということもあって、NGが連発した。僕は基本的にセリフのしゃべり方や、それに伴う動作などを中学生に教えていく。メインのADの秋山さんは、小道具のセットやセリフの確認、キュー出しをしていた。15:00ごろ、ようやく教室での撮影が終了。教室内を片づけて、次の撮影場所に移動する準備を始める。次に出演してもらう生徒と先生をロケバスに乗せ、学校を後にする。
 15:30ごろ、続いての撮影現場である病院に到着する。ここでは自転車で車にはねられ、骨折してしまった生徒のところに、担任の先生とクラス委員の男子生徒がお見舞いに行くという設定の場面を撮影する。まずは事前にお願いして用意しておいてもらった病室に行き、照明とカメラ位置を決める。その間、ケガをしたという設定の女子生徒の足に、病院の方にお願いして包帯を巻いてもらう。出演する生徒と機材の準備が整ったところで撮影開始。先生とクラス委員、そしてケガをした女子生徒との会話を撮っていく。ここでの撮影は17:00ごろ終了。機材を片づけてロケバスに戻る。ちょうどそこに、次のシーンで撮影する、「女子生徒の乗った自転車をはねる」役の車が到着する。今日は同じ部の山口さんにも手伝いをお願いし、車の運転と、夕食の弁当の運搬をやってもらうことになっていた。次のロケ現場に移動する前に、病院の外のベンチで夕食の弁当を食べる。そして18:00ごろ、次のロケ現場に移動する。
 続いては塾の駐輪場から、女子生徒2人が自転車を出すシーン。これは本当に塾の駐輪場を使うわけではなく、事前にロケハンをしておいたアパートの駐輪場を使う。ここでの撮影は2カットだけなので、すぐに終わらせて次の現場に移動。
 18:30ごろ、今日最後の撮影現場である住宅街に到着する。ここでは、女子生徒2人の乗った自転車が車にはねられるシーンを撮影する。まずは2人が並んで走っているシーンから撮り、続いて、車のヘッドライトが近づいてきている様子を撮る。そしていよいよ接触シーンの撮影。とはいっても、実際にぶつけるわけにはいかないので、カットを割りながらいかにも車にはねられたようなシーンを作り上げる。ただ、車と自転車の動きのタイミングが難しく、15回ぐらいNGでやり直しになる。それでもなんとか21:30には撮影終了。生徒を家の近くに送り届け、僕らは東京に帰る。
 会社に着いたのは23:10ごろだった。それからなんやかんやで時間がすぎていき、終電間際になった。ディレクターの日向さんとメインのADの秋山さんは終電で帰って行ったが、僕は会社で寝ることにした。明日の出発時間が6:45なので、帰ってシャワーを浴びて・・・なんてことをやっていたら寝る時間がものすごく少なくなってしまうので、それよりは少々体が汗で気持ち悪くても、しっかり睡眠時間をとる方を選ぶ。
 久しぶりに寝袋を取り出し、床の上に敷く。枕代わりに日機連99の資料本を3冊積み上げ、寝床をセッティング。2:00就寝。


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