三菱重工業事前取材

 昨日の夜はなかなか眠りにつけなかったもので、結局2時間ぐらしか眠ってないような気がする。会社に着いたのは10:00ちょうど。まずは細々とした雑務を片づける。今日は13:00から丸の内の三菱重工業本社に日機連99の事前取材で訪問することになっている。そのため、12:00ごろ早めに昼食を済ませておく。
 12:30ごろディレクターの林さんが来た。社内で全体の構成について少し話してから出発。営団地下鉄日比谷線で日比谷まで行き、そこで降りて歩き、三菱重工ビルに行く。ひそかに東西線で大手町で降りて、そこから歩いた方が早かったような気がしたが、林さんが日比谷線で行こうと言ったので、あえて言わないようにしておく。
 受付で僕らの会社名と氏名を告げ、担当者を呼んでもらう。受付のお姉さんが広報に電話を入れ、確認をとってくれる。しばらくすると受付の向かいにある広報を指され、そこに行くように言われる。企業を訪問するときいつも思うことなのだが、大企業の受付嬢というのは、その企業のイメージが意外と如実に現れていたりする。例えば今回の日機連99で訪問した企業の場合、富士ゼロックスやNECのようなハイテク企業の場合は、受付嬢も赤坂や表参道に多くいるようなオシャレ系の人が多い。一方、荏原製作所や今日訪問した三菱重工業などの重厚長大系の企業の場合は、本郷や百万遍あたりの知的な女子大生をイメージさせる人が多い。ちなみに日立製作所や新日本製鐵に至っては受付にいたのは警備員のおっちゃんだった。
 受付から教えてもらった広報の場所に行き、入り口のところで自分の会社名、氏名を告げ、担当の方を呼んでもらうようにお願いする。すぐに担当の方が現れ、奥の応接室に通される。
 今回訪問した三菱重工業では、新開発の「ドライカットホブ盤」という自動車の歯車などを製造する工作機械を取材させてもらう予定である。工作機械というと、従来は作業点に向かって大量の油を噴射するため、工場環境悪化の原因とされてきた。しかし、このホブ盤は油を一切使用しないため、工場環境を非常にクリーンな状態に保つことができる。他の企業の技術に関してはこれから検討して、何をどう取材するか決めなければならない状態なのだが、ドライカットホブ盤は取材をさせてもらうことを前提に話を進めていく。先方の方も取材があるという前提のもとに話をしてきてくれているので、非常に好都合だった。今日は広報の方と現場の営業の方2人が来てくれ、このホブ盤についてかなり詳しく話を聞かせてくれた。先方としても「いい宣伝になる」と思っているらしく、かなり協力的だった。
 ここ数年、日本機械工業連合会のビデオでは三菱重工業が必ず出てきている。別にうちと三菱重工業との談合があるわけではない。実際のところ、三菱重工業は重電、産業機械の分野にかけてはありとあらゆる製品を網羅しており、さらにその技術が非常のレベルが高いため、僕らが独自に本やホームページで資料を探していると、必ずといっていいほどその名前が挙がってくるのである。
 一通り話を聞かせてもらい、ドライカットホブ盤の営業用ビデオまで見せてもらい、今日の打ち合わせは終了。13:40ごろ三菱重工ビルを出る。林さんはJR東京駅から帰宅。僕は新装開店後の東京駅の「さくらや」でパソコンを見てまわり、歩いて茅場町まで帰っていった。
 会社に戻ってから、大同生命VPのディレクターの野々上さん、プロデューサーの阿部さんとともに今後のことについてちょこっと打ち合わせをする。その後はこれといってやることがなくなったので、のんびり雑務をこなして過ごす。
 今日は草場さんが11月上旬に開催される「Comdex99」のチケットをくれた。せっかくだから行ってみようと思うのだが、思いっきり平日だからどうしようかかなり悩む。僕は映画や演劇などより、こういった展示会に行く方が好きである。どんな展示会であろうとも、出展社はその展示会に向けて持てる力の全てを注いでくる。そういった情熱が肌で感じられるから好きなのである。この感覚は大学の学園祭でも感じられる。各クラブとも学園祭に向けて一生懸命努力してその成果を発表しようとする。そういった見えない気迫のようなものが学生時代から好きだった。
 18:30ごろ雑務を終え、荷物をまとめて会社を出る。帰りの地下鉄の中で新聞を読むのに熱中してしまい、早稲田駅で降りそこなって高田馬場まで行ってしまった。なんとなく悲しい思いで逆側の電車に乗って早稲田に戻る。


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