杉並木ロケハン
 今日は北千住の駅で取材ディレクターの渡辺さんと待ち合わせ。9:41の電車に乗るため、9:30に待ち合わせをしている。僕は北千住までどの程度時間がかかるかはっきりわからなかったので、早めに部屋を出る。すると本当に早くつきすぎて、北千住に着いたのは8:50ごろだった。とりあえず先に切符を買ってしまおうと思い、特急券売り場に行く。するとどうも自動券売機の画面に9:41発の電車が現れない。昨日「駅すぱあと」で調べたらちゃんと9:41発が存在していたのだが、券売機にはなかった。そこで窓口の係員に電車の有無を確認する。すると「その電車は走ってますよ」ということだった。しかし券売機には表示が出ない。とりあえずその旨を伝え、券売機の様子を見てもらう。すると「ああ、今日は走ってないようですねえ」とのことだった。これはヤバイと思い、すぐ渡辺さんに電話して「10:11発の電車に変更します」と連絡を入れる。電話はちゃんとつながり「わかった」という返事が返ってくる。とりあえずホッとした僕は切符を買い、喫茶店でのんびり朝食を食べる。電車が出発する少し前に特急電車のホームに行く。その場でうろうろしていると、渡辺さんが現れた。2人で電車に乗り込み、下今市の駅で降りる。
 電車を降りるとすぐにトヨタレンタカーに電話を入れる。迎えの車が来る間、僕らはそのへんのパンフレットを手当たり次第に集めてまわる。ほどなくしてトヨタレンタカーの人が迎えに来た。一緒に車に乗り、オフィスに行く。素早く手続きを済ませ、すぐに出発する。久しぶりの運転だったのでうまくいくかどうかちょっと心配だったが、特に困ることはなかった。というより、思ったよりうまく運転できた。まずは今市市の歴史民族資料館に直行する。駐車場に車を停め、資料館に入っていく。この資料館は今回の番組で大きなネタになる部分なので、じっくりまわって要所要所デジカメで写真を撮っていく。一通り見終わったところで資料館の真向かいにある図書館に行く。こういう地元の図書館には意外と多くの資料があるに違いない。そう思って、とりあえず中をぐるぐるまわってみる。すると確かに資料はたくさんあった。一通りめぼしい資料を集め、コピーをとることにした。ただ、博物館の館長さんと会う時間がせまってきたので、図書館の人にお願いして本を一時保管しておいてもらうことにした。
 再び資料館に戻り、事務所に入っていく。ここで館長さんを呼んでもらう。まず最初に名刺交換をし、謝礼として持ってきた菓子折を手渡す。館長さんには杉並木について詳しい人、店、組織など、杉関係のありとあらゆることを聞いていく。1時間ほど話を聞いたところで資料館を後にする。続いて観光協会を訪れてみる。ここは特にアポはとっていなかったのだが、とりあえず飛び込みで行ってみることにした。すると担当者の方が出てきてくれ、非常に丁寧に情報を教えてくれた。杉並木について詳しい人、組織などの各連絡先を全て教えてもらう。一通り話を聞き終わった14:30ごろ、観光協会を後にする。
 観光協会を出ると、今度は昼食をとることにした。観光協会の人から教えてもらった杉並木にちなんだメニューを置いてあるそば屋を訪れる。食べてみると、これが非常においしかった。そばを食べながら渡辺さんとこの後どこをどう回るか打ち合わせする。この段階で時刻は15:00。意外と残り時間も少ないので、見ておかなければならないところをしっかり見ようということになる。その結果、杉線香の原料の杉粉を水車を利用して作っているところがあるということだったので、その水車を見に行くことにした。
 車で片道15分ほど走り、細い脇道をひたすら入って行くと、突如として水車が目の前に現れた。そんなに大きいものではなかったが、確かに水車であった。水車は水量の増減によってまわったりまわらなかったりとかなりきまぐれな動きをしていた。周辺には乾燥させるために積んである杉の葉がたくさんあった。一通り写真を撮ったところで再び市街地に戻る。そのまま図書館に直行し、昼間預かってもらっていた本を戻してもらい、コピーが必要な部分をピックアップして司書に渡してコピーしてもらう。コピーしてもらってる最中も僕らは資料を探し、再び司書にコピーしてもらう。コピーが全て終わったのは図書館閉館時間の18:00だった。
 図書館を出た僕らは今市市内の本屋を訪ね歩く。下野新聞社の日光杉並木という本が非常に参考になるという話を聞いていたからなのだが、どうもその本が見つからない。仕方がないので一旦宇都宮市に出て、そこで本を探すことにした。とりあえずトヨタレンタカーに戻り車を返す。その後タクシーでJR今市駅に向かう。宇都宮市に着いたのは19:40ごろだった。
 宇都宮に着くと、急いで本屋を探す。駅ビルのデパートに本屋が入っているということだったので、渡辺さんにはそこを見てもらう。僕は駅からちょっと離れた場所にある宇都宮パルコの紀伊国屋を探してみることにした。急いで駅を出て、タクシーでパルコに向かう。紀伊国屋ならおそらく本を置いているだろうと思ったのだが、ここにも本はなかった。渡辺さんに電話してみると駅ビルにも本はないとのことだった。紀伊国屋の店員に宇都宮市内でまだ開いている本屋はないか聞いたところ、駅前のロビンソンというデパートの中にある本屋が唯一開いているとのことだった。急いでパルコを出て、タクシーで宇都宮駅前のロビンソンに向かう。走ってエスカレーターを駆け上がり、本屋に行ってみる。ところが無情にも本は置いていなかった。渡辺さんに本がない旨を伝えると、「仕方がない。今度新聞社の直接問い合わせて本を送ってもらおう」ということになった。
 宇都宮駅で渡辺さんと落ち合い、そのまま新幹線で帰る。渡辺さんは上野で降り、そのまま帰っていった。僕は東京駅まで行き、営団地下鉄大手町から東西線に乗って早稲田に帰る。部屋に帰り着いたのは22:00ごろだった。