ロケハンスケジュール最終調整
 今日は気合いを入れて6:30起床、7:20ごろ会社に到着。今日はなぜこんなに朝が早いのかというと、昨日ロケハンのスケジュール調整のため方々に電話をかけまくっているときに、「杉の葉を水車を使って粉にしている業者」が「明日の7:30ごろ電話をしてください」と言ってきたのである。そのときはこの業者だけ家から電話して、もうちょっとゆっくり出勤しようかと思ったが、その他にもやることが山のようにあったので、とりあえず早めに会社に来ることにしたのである。
 7:30ちょうどに業者に電話をかける。するとどうもまだ担当者(といってもここは個人の自宅で、担当者とは一家の亭主)はまだ寝起きすぐだったらしく、また後でかけ直してくれということになった。仕方がないので、待っている間に僕も朝食を済ます。会社に来る途中、近くのコンビニでおにぎりを買っておいたのである。のんびり朝食をとり、8:00ごろ再び電話をかける。するとようやく担当者が出てくれた。すると僕らが撮ろうと思っている「水車」には覆いがかぶさっており、撮ることはできないということだった。しかも担当者もいまいち乗り気ではない様子だった。「水車だったらうち以外にももう1軒やってるところがあるから、そっちに行ってくれんか」ということだった。そこで一旦電話を切り、そのもう一軒の方に電話をかける。するとここはいきなり取材拒否だった。全くとりつくシマもないような状態で、撮影はしないでほしいということだった。そこですぐに最初に電話をかけたところに再び電話を入れ、どうしても撮影させてほしいという旨を伝える。するとこちらも思ったより頑なで、僕の話を全く聞いてくれなかった。このままではヒジョーにヤバイ。水車のシーンが全く撮れなくなってしまう。どうしようかかなり悩んだが、悩んだところで撮れないものは撮れないのである。とりあえず今日、13:00から演出スタッフ全員で打ち合わせをやることになってるので、そこで相談してみることにした。
 気を取り直してその他のところに順次電話を入れていく。他のところの感触は概ね良好で、こちらが考えていた通りのスケジュールでロケハンができることになった。
 9:30ごろ作業を一旦中断し、自転車に乗って東京中央郵便局に行く。ここで「未来につなぐ名工の技」を国際産業映画祭に出品する出品料を送金しようかと思ったのだが、送金書を記入している最中、このシステムじゃ送金できないとうことがわかり、急遽送金を取りやめる。郵便局を出て、東京駅のさくらやに寄り、CMコンテ用にA3サイズのフォトクオリティ用紙とスーパーファイン用紙を買う。そのまま急いで会社に戻り、再びロケハン日程調整のための電話をかける。11:30ごろ、ようやくロケハンのタイムテーブルが完成。うまい具合に調整をつけることができた。スケジュール表を作り、プリントアウトする。
 13:00からスタッフの打ち合わせが始まるので、12:00ちょうどに昼食のため1人で外出。近くの立ち食いそば屋に行き、5分ぐらいで昼食を終える。すぐに会社に戻り、今日の打ち合わせで必要な資料を全てかき集めておく。12:40ごろ、ディレクターの飯島さんが現れた。同じ頃、プロデューサーの内田さんも会社に現れた。すぐに3人で会議室に入り、打ち合わせを始める。まずはCMのコンテについて。昨日の段階で、僕と内田さんで決めたコンテを説明し、それを元にどういう構成にしていくか話し合っていく。話の途中でディレクターの渡辺さんと黒崎さんが合流する。そうこうしているうちに、イラストレーターの方が到着したので、早速イラストを描き始めてもらう。CMの話が一段落したところで、続いて特番の打ち合わせに入る。内容、構成、取材先などを再検討していく。当然そこで再検討された内容は週明けに行うロケハンに反映される。僕が作ったロケハンスケジュールをすぐにみんなに配り、それを元にみんなで話しをしていく。既にスケジュールはキツキツなのだが、さらにそのスケジュールに4箇所ロケハンするところが加わることになる。ロケハンの話が続いているところで、水車が撮影できなくなったということを切り出してみる。すると、とりあえず直接訪問して交渉してみようということになる。確かに今の段階ではどうにもこうにもやりようがない。直接会ってみると、意外とすんなり受け入れてくれる場合もある。とりあえずはロケハンで勝負ということになった。14:30ごろイラストが描き上がり、原稿を受け取る。そのままイラストレーターは帰っていくが、僕らの話しはまだ終わらない。しかし早いとこロケハンのスケジュール調整を始めないと、今日加わった4箇所はアポがとれなくなる可能性もあるため、15:00ごろ打ち合わせを抜けさせてもらうことにする。
 自分の机に戻ると、ものすごい勢いで電話をかけまくる。まずはロケハン候補の連絡先をリサーチ。ここでまごついていては肝心な取材交渉ができなくなってしまうので、持っているネットワークを最大限に活用してすぐに連絡先を調べ上げる。続いてロケハン候補地に電話をかけ、取材交渉を始める。うまい具合にどこの場所もすんなり取材を受け入れてくれ、5月1日から3日までの間で直接会うことができることになった。これでなんとか一安心。おそらくこの電話をしている間、僕は鬼気迫る顔をしていただろう。
 18:00ごろから、ようやくCMコンテ作りに取りかかる。ロケハンの件が一段落したこともあって、かなりの安堵感の中での作業だった。途中、気が抜けてしまったためかものすごい睡魔が襲ってきた。しかし、このコンテも明日中に発送しなければならない。とりあえず今日のうちにできるだけ作業を進めておいた方がよい。おそらくいつものペースだったら今日中に作業を終えることはできるのだろうが、睡魔と戦いながらの作業のため、遅々として作業は進まなかった。
 23:30ごろ、眠気とともに強烈な目の疲れを感じ、ちょっと休むことにした。会議室のソファーに横になったまま目を閉じ、しばらくじっとしていた。すると知らない間に熟睡体制に入っていた。