10:00ちょっと前に出勤。会社に着くと、フロアにどこかで見たことあるような人がいた。誰だったか一生懸命思い出してみる。するとハッと気がついた。クリークアンドリバー(この業界専門の人材派遣会社)の営業担当の人だった。そういえば今日から新しい契約社員のADが来ることになっていたのを忘れてた。とりあえず契約のADさんとは後で会って挨拶することにして、まずは部のパソコンを全部立ち上げていく。奥のパソコンがたまっている部屋に行ってみると、そこに契約のADさんがいた。ひとまず簡単に挨拶を済ませ、自分の机に戻る。ちょっとして、部長の丸山さんが契約のADさんを連れて僕のところに来た。彼は「曽我部といいます。よろしくお願いします」とあらたまった挨拶をしてきた。ここで僕もあらたまって「ハヤタといいます。身の回りでわからないことがあったら聞いてください」と挨拶をする。
一通り挨拶が終わったところで、曽我部くんを連れ、会社中をまわり、見かけた人全員に紹介してまわる。テレビ本部に来るADの人はあまりこういうことをやらないが、この業界、最初の一発目が大切である。一番最初に好印象をみんなに与えておくことが大切だったりする。この段階でいる人全員に挨拶をしたところで、フロアに戻り、適当に雑談して過ごす。というのも、彼はまだ担当すべき作品が決まっていないので、今日は特に何もやることがないようなのである。とりあえず仕事の手順を書いたレジュメを渡し、読んでおくように言って、僕は自分の仕事に取りかかる。
明治製菓工場見学者用ビデオで使うハウススタジオを探し始める。コマーシャルフォト8月号の付録を見ながら、今回の撮影にぴったりくるところを探していく。昼ごろ、次長の阿部さんが「昼メシ買ってきて」と言ってきたので、パッと外に出て食料を買い込んで会社に戻る。ついでに僕の昼食も買い込み、会社で食べる。
午後から仕事を一旦中断して、共用パソコンのセットアップを始める。というのも、新しく導入したカラーレーザープリンタに、まだWindowsマシンから出力できない状態なのである(Macintoshの設定は終わっている)。まずはプリンタにIPアドレスを割り振る。そしてプリンタサーバを立て・・・ということをしようとしたところで、この作業は一旦中断せざるを得なくなった。
今日は明治製菓工場見学者用ビデオの出演者オーディションが行われる。15:00から開始の予定だったのだが、オーディション参加者が14:20ごろに来てしまったのである。そのため、急いで応接室に通し、会場の準備を始める。
15:00ちょっと前にクライアントの明治製菓の担当者が会社に到着する。すぐに会場に案内し、今日使用する台本と役者(子役)のプロフィールを渡す。15:15ごろからいよいよオーディション開始。クライアント、ディレクターの日向さん、プロデューサーの丸山さんがそれぞれ質問していく。そして最後に演技をやってもらう。僕はその間、オーディションの様子をひたすらDVのカメラで撮影していく。
15:50ごろオーディション終了。子役の人たちが帰ったところで、誰にするかみんなで話し合う。僕の撮ったビデオを何度も見直しながら、それぞれの長所短所を挙げつつ候補を絞り込んでいく。16:30ごろ、出演者がようやく決まった。早速、オーディションの結果を事務所のマネージャーに電話する。
自分の机に戻り、資料映像探しを始める。探している映像は「カカオ畑」なのだが、社内には存在しないのである。そのため、外部のライブラリを扱っている会社をあたっていく。リストに載っている会社をしらみつぶしにあたっていく。ところがどの会社に電話しても全く見つからない。仕方がないので最後の手段、NHKサービスセンターに検索依頼のFAXを送る。おそらくNHKなら持っているに違いない。数日後に届くであろう検索結果に全てを賭けることにした。
20:00ごろ、今日できうる作業を一通り終えたので、荷物をまとめて会社を出る。