ロケで満身創痍
 今朝は6:00ごろ出勤。昨日と同じく、コンビニで朝食やらロケ中の飲み物などを買い込んでくる。今日はまだ昨日の疲れが完全にとれておらず、というよりも昨日の疲れが全くそのまま残っており、朝からかなりテンションが低かった。しかし、ADの僕がローテンションだったら、現場のスタッフの士気も下がるため、最後の気力を振り絞り、気合いを入れてテンションを高い状態に保つ。
 今日は僕らの会社の入っているビルのちょうど斜め前にある、日経茅場町第2別館で撮影が始まる。機材を一気に運び込み、撮影の準備を始める。8:30ごろに準備完了。さっそく撮影に取りかかる。今回のロケは全体的に、すごくスムーズに撮影が進んでいく。このビルでの撮影も、当初の予定より1時間ほど早い、11:30ごろ終了。すぐに機材を次の現場、日経茅場町別館5階に移動させる。
 機材の移動が終わったところで昼食タイム。みんなに昼食とお茶を配る。みんなが食べ始めたのを確認して、ようやく僕も食べ始める。脇目もふらず、一気に食事を済ませる。そしてコーヒーを沸かし、みんなに配ってまわる。その後、弁当の空き箱を回収し、ゴミ置き場に持って行ったところで次の撮影の準備が始まる。
 今日は午後一番で、大手町ビルのメリルリンチ日本証券前での撮影を行う。本来ならば、日本橋付近で撮影を行う予定だったのだが、今日はあいにくの雨天。そのため、雨対策用にとっておいた場所で撮影を行うことになったのである。
 機材の準備をしていると、ディレクターの野々上さんから「ハヤタくんもスーツに着替えて」と言われる。日曜日の大手町は、あたかもゴーストタウンのように、ほとんど誰もいない状態である。しかし、ビデオの設定では、「多くの人が行き交う…」という場面を撮らなければならない。そのため、プロデューサー、クライアント、役者のマネージャーなど、そこそこ正装に見える格好をしている人たちを総動員して、平日のオフィス街のイメージを撮影することになったのである。僕はこういうこともあろうかと、念のためスーツを会社に持ってきていた。すぐにスーツに着替え、スタッフの元に戻る。
 タクシーをつかまえ、スタッフ全員で大手町まで移動する。大手町ビルに着くと、他のスタッフに撮影の準備を進めてもらい、僕は管理室に行って、「これから撮影を始める」と言いに行く。その場で作業票なる書類を書き、すぐに現場に戻る。撮影自体は非常にスムーズに進み、予定よりかなり早く撮影が終わる。
 再びタクシーで会社に戻り、残りの部分の撮影を行う。撮影場所が応接室、休憩室、オフィスとコロコロ変わって行ったにも関わらず、撮影自体は非常にスムーズに進む。全ての撮影が終了したのは19:00ちょうどだった。みんなが機材の撤収をしている中、僕は撮影で使ったオフィスを元の状態に戻し始める。この作業が非常に大変で、かなり重いものをロッカーの上に載せたり、大量の雑誌の束を運んだりと、とにかく疲れる作業の連発だった。
 撤収が終わったところで、全員に夕食の弁当を配る。僕は自分のフロアに戻り、素早くロケ道具を片づける。片づけは20:00ごろ完了。一段落ついてホッとしたところに、これまでの疲れが一気に押し寄せてきた。もはや動くことすらしんどいというような状況だったので、とりあえずイスに座ったまま10分ほど仮眠をとる。目が覚めたところで、ようやく夕食の弁当を食べる。
 20:30ごろ、弁当を食べ終えたところで、401kの構成案を書き始める。この構成案は明日の午前中にクライアントにFAXで送ることになっている。そのため、今日いかに疲れていても、とりあえず今日中に仕上げておかなければならないのである。先日、プロデューサーの阿部さんに指摘されたところを素早く修正していく。構成案は21:00に完成。ようやくこれで帰ることができる。
 実を言うと、今日は大学時代、同じクラブに所属していた権藤が東京に来ている。そのため、東京で音響効果をやっている梶原と、権藤と僕の3人で飲もうという話になっていたのである。ものすごく疲れてはいたが、こういう機会は滅多にないので、とりあえず行くことにした。
 21:30ちょっと前に会社を出て、日比谷線に乗る。銀座で銀座線に乗り換え、表参道で降りる。地上に出て、青山通りを渋谷方面に歩いて行き、紀伊国屋のちょうど横にある雑居ビルの2階の串物屋に権藤と梶原はいた。ここでしばらく昔話をしながら酒を飲む。23:00ごろ、串物屋を出る。歩いて表参道の通りを明治神宮側に向かう。次は地下にあるバーに行く。ここでも3人で飲みまくり、話しまくり。久しぶりに出会う3人なので、思い出話にも花が咲く。結局この店に2:30ごろまでいた。
 店を出ると、僕はタクシーで早稲田に戻る。部屋に着いたのは3:00ごろだった。