CMに出演
 今日は9:30からロケ。といっても、今日は僕が担当している作品のロケではなく、先輩の大津さんが演出を担当している日経会社情報とう本のCMに出演してほしいと言われたため、あくまでも「役者」としてのロケである。
 9:00ごろ会社に到着。まだ大津さんは来ていなかったので、1人でのんびり朝食のおにぎりを食べながら大津さんを待つ。9:10ごろ大津さんが到着。もしかしたら、ADの仕事もしてもらうかもしれないと言われる。それはそれで当然である。僕がロケに行って、出演者だけで済むはずがないのである。これまでも往々にしてそういうパターンだった。もちろん僕も覚悟はできている。言われる前から「AD」としてのロケの荷物を用意している。9:25ごろ、小道具とADの備品を持って、6階の技術部のフロアに行く。みんなで機材を持って外に出る。ロケ車に機材を積み込み、いよいよ出発。
 まずは大手町の三和銀行東京支社からシティバンク付近で撮影。僕は大学生役で、鞄をたすきがけにして、片手に雑誌を持ち、耳にはウォークマンのイヤホンをして、大手町を疾走するシーン。カメラは定点からPANで僕を追うのではなく、ステディカム(カメラマンが動いていても、カメラの振動をある程度抑えることができる特機)を使用して、僕の横を併走する。何度かテイクを繰り返し、このシーンの撮影は終わる。続いて同じシチュエーションで横断歩道を走るシーンを撮影する。その後、オフィス街のビジネスマンを撮影して、大手町での撮影は終了。
 機材をロケ車に積み込み、大手町を出発。次の撮影場所は初台の東京オペラシティ。ただ、オペラシティでの撮影は13:30から。大手町を出発したのは11:00。まだかなり時間があるため、途中で四谷の「こうや」という店で昼食をとる。それでもまだ時間がかなり余っており、オペラシティ付近に到着したのは12:15ごろだった。仕方がないので、近くのファミリーマートでスタッフ全員分の飲み物を買ってきて、それぞれ車の中でのんびり過ごす。僕は小道具の雑誌(日経ネットトレーディング)を読みながら、ロケ車のドライバーとおしゃべりをして時間をつぶす。
 13:00ちょっと前に車を出て、撮影現場に向かう。すると、待ち合わせをしていた4人(社員2人、ディレクター大津さんの友だちとその友だちの計4人)が既に来ていた。早速機材のセッティングを始める。しばらくすると、撮影許可の腕章をもらいにに行っていた大津さんが戻ってくる。準備が整ったところでリハーサル開始。女性が歩いている背後から、友だち役の人が駆け寄ってきて声をかける。そして2人で一緒に歩いていくシーン。声をかけるタイミングが難しく、何度かやり直す。リハーサルから本番にかけて、周囲の人たちは「また何か撮影やってる」というような雰囲気で僕らを見ていた。オペラシティは何度も撮影に使われているため、おそらくみんな撮影慣れしてるんだろう。ちなみに僕はTシャツを着替え、帽子をかぶり、ベンチに座って本を読んでいる人の役。要するに通行人などと同じようなもんですわ。ようやくOKが出たところで、次の場所へ移動。
 今度はベンチに座っているビジネスマンがノートパソコンをPHSに繋ぎ、モバイルしているシーン。ちょうど昼すぎのこの時間帯、通行人が全くいなかったので、ここでも僕はTシャツと帽子を変え、通行人として出演する。このシーンは案外早く終わり、すぐに場所を移動して次のシーンに取りかかる。
 次は大階段の部分で、女性がi-modeの携帯を持ち、何か情報を見ながら階段を上がっていくシーン。エキストラ(社員)をまわりに配置し、何度かリハーサルを繰り返して本番。人の動きとカメラのタイミングを合わせるのが難しく、このシーンでけっこう時間をくってしまう。
  最後のシーンは、手すりに寄りかかっている女性が、やはりi-modeで情報を見ているシーン。ここではエキストラなし。撮り始めたちょうどそのタイミングで、天井に清掃の人が現れたり(天井もフレームの中に入っている)、いきなり曇ってきたりと大変だったが、14:30ちょうどになんとか撮影終了。僕らは先に機材を車に持っていく。ディレクターの大津さんは腕章を管理室に返して、ちょっと遅れて車に戻ってくる。15:30ごろ会社に到着。

※日経会社情報のCMは、CSの日経CNBCとテレビ東京のワールドビジネスサテライトの枠で放送される予定です。CMの中で、雑誌を持って走っている人が僕です。

 会社に戻ってくると、素早くロケの荷物を片づけ、黒崎さんの企画書の表紙を作る作業に取りかかる。この作業はかなり時間がかかる。しかも今回は3パターン作ることになったため、かなり大変だった。とりあえず18:00ちょっとすぎに完成。黒崎さんの机の上に置いておく。
 その後しばらく大量の雑務をこなし、0:00ごろから、先週の土日で行ったロケのテープからOK部分を抜き出す作業を始める。ロケで回ったテープは全部で5本。ここから200カット近く全て抜き出すのはけっこう時間がかかる。全ての作業が終わったのは5:00ごろだった。
 普段だったらこのままソファーで寝てしまうのだが、今日はちょっと事情があり、そのまま起き続ける。事情というのは、これからPlay Station 2を買いに行かなければならないのである。ここ数日、僕はプレステ2が欲しくて、売っている店を探していた。しかし、無情なことにどこに行っても置いていないのである。もうそろそろ楽に買うことができるようになったという噂が流れていたのに、どの店にも全く置いていない状態というのはどういうこと?なんて言って見ても仕方がないんだけど。ところが、東京オペラシティにロケに行ったとき、たまたま入ったファミリーマートに「プレステ2在庫あります」という張り紙がしてあったのである。さすがにロケ中にプレステ2を買うわけにはいかなかったので、会社に戻ってすぐに104でファミリーマートの電話番号を調べ、電話をして取り置きしておいてもらったのである。
 5:00ごろ会社を出て、始発の営団地下鉄東西線に乗って九段下へ。そこで都営新宿線に乗り換えて初台で降りる。ファミリーマートに入り、「昨日、プレステ2の取り置きをお願いした…」と言った瞬間、「ああ、隼田さんですね」とすぐに話が通じてしまった。プレステ2を受け取り、すぐに会社に戻る。会社に帰り着いたのは6:30ごろだった。買ったばかりのプレステ2をロッカーに入れ、会議室のソファーで仮眠をとる。それにしてもファミリーマートの店員さんは、「こいつよっぽどプレステ2が欲しかったんだな」と思ったに違いない。ちょっと恥ずかしかったけど、仕方がない。物がないんだから。
 ちなみに今回プレステ2を買ったのは、ゲームがしたかったからではない。見たいDVDがあり、せっかくDVDデッキを買うんだったらプレステ2の方がゲームもできるし、いいだろうという判断だったのである。見たいDVDとはTBSの世界遺産。僕はTBSの世界遺産が大好きである。どの回にしてもそうなのだが、この映像美たるや身震いするほどのレベルである。
 実を言うと、ゲームは大学に入学する前に卒業したのである。というのも、中学から高校にかけて、かなりゲームにはまってしまったので、もしも大学時代、同じペースでゲームをし続けたら大学生活がゲームだけで終わってしまうという危惧があったからである。じゃあ今はいいのかと言われると、当然今もよくないのだが、いかんせんゲームにはまるだけの時間がないので、例え目の前にプレステ2があっても、ゲームにはまることはできないのである。ただ、ロールプレイングゲームだけは買わないようにしなければならない。というのも、中学、高校ではまっていたのはロールプレイングであり、一旦始めてしまうとやめることができなくなってしまうのである。ちょうど今、ファイナルファンタジー9の予約受付をやっているが、当然僕は予約しない。予約して手に入れてしまったが最後、毎日が睡眠不足になる可能性がある。