6:30ごろ起き、身支度を整える。昨日飲み過ぎたためか、目覚めてすぐはまだ頭がなんとなくフラフラする感じがした。7:30ごろ、朝食をとりながら、ディレクターの黒崎さん、渡辺さんと一緒に今日のロケハンの打ち合わせをする。
8:15ごろ、ホテルを出て僕の運転する車で日光に移動する。まだ本格的なゴールデンウイークには突入していないため、それほど人出は多くなかった。とりあえず市営の有料駐車場に車を停め、歩いて日光東照宮に行く。社殿正面から裏手にまわり、日光東照宮美術館の前を通って社務所に行く。社務所はかなり豪華な建物だった。受付で名前を告げると、すぐ近くの応接室に案内された。しばらく待っていると、総務部長の方が部屋に入ってきた。事前に取材許可申請を出していたので、話はスムーズに進む。9:40ごろ話が終わり、僕らは社務所を後にする。話の中で、日光東照宮美術館が並木杉によってできているということを聞いたので、渡辺さんはその詳細を聞くために東照宮美術館に行く。僕と黒崎さんは二荒山神社に行く。二荒山神社に着くと、まず境内をじっくり見て回り、その後社務所に行く。ここで担当の方と話をし、二荒山神社についての話を聞かせてもらう。一通り話が終わると、担当の方に境内を案内してもらい、社殿、ご神木などについての話を聞かせてもらう。10:30ごろ二荒山神社のロケハンが終わり、渡辺さんと合流して3人で輪王寺に行く。
最初、輪王寺の担当者は会議のため不在だったのだが、しばらくしたら会議が終わり、直接担当の方に話を聞くことができた。どこまで撮影が可能か、どういったことが撮影できるかなど詳しく話を聞いていく。12:30ごろ、ロケハンを終え移動する。
車に乗って、日光金谷ホテルに行く。この駐車場に車を停め、まずはホテル内の食堂で昼食を済ます。ここで渡辺さんは日光観光協会に話を聞くために、ホテルを出る。僕と黒崎さんは金谷ホテルの支配人と会い、ホテル内をじっくり見せてもらう。このホテルは日光の中では最も歴史のあるホテルで、今回の番組では欠かすことのできない重要なポイントである。いろんな施設、客室をくまなく見せてもらい、どこで撮影するか考えていく。
14:40ごろ、日光金谷ホテルを出て、日光観光協会に行く。ここで渡辺さんと合流する予定だったのだが、渡辺さんの話は依然終わらなそうだったので、僕と黒崎さんだけで次の場所に移動する。次は日光東照宮など二社一寺に隣接する日光社寺文化財保存会。ここでは日光の社寺の修復作業を行っている。今回僕らが撮影を予定しているのは、彩色の職人である。担当の方にどういう作業を行うのか詳しく聞いていく。聞けば聞くほど、すごい職人技を要する作業ということがわかり、是非とも取材させてほしいと思うようになった。本当はもっと詳しく話を聞きたかったのだが、実を言うとこの後にもロケハンスケジュールがかなり詰まっていたため、30分ほどで切り上げて次の場所に向かう。途中、渡辺さんと合流し、今度は日光乗馬クラブに向かう。途中、タレントの伊藤克信さんに電話し、乗馬クラブ前で待っていてもらうようお願いする。昨日の打ち合わせで、伊藤さんが午後からロケハンの場所を案内してくれることになっていたのである。
乗馬クラブに着くと、すぐ目の前に伊藤さんがいた。伊藤さんと渡辺さんは乗馬クラブのすぐ目の前にある木彫りの里(日光彫りを体験できるところ)に行き、僕と黒崎さんは乗馬クラブに行く。スケジュールがケツカッチンだったため、どちらも挨拶程度で話を済ませ、すぐに次の場所に移動する。車で日光市内に戻り、伊藤さんに連れられてある羊羹屋に入る。ここは伊藤さんの親戚が経営している店とのことで、取材は全く問題がないとのことだった。羊羹の製造工程を一通り見せてもらい、さらに羊羹を試食させてもらう。僕はもともと和菓子系の甘さはあまり好きではない人なのだが、この羊羹はその僕ですらおいしいと思えるものだった。帰り際におみやげとして羊羹を2包みももらってしまった。大変ありがたい。羊羹屋を出ると、次はすぐ近くのゆば屋に行く。ここも伊藤さんと何らかの関係のある店らしく、取材に関しては全く問題ないとのことだった。とりあえず製造工程を見せてもらい、撮影が可能な日程を確認する。
ゆば屋を出ると、今度は車でちょっと山に入っていく途中にある「奥の院とく川」という温泉旅館に行く。ここは伊藤克信さんがキャプテンをやっているアイスホッケーチームの仲間が支配人をやっているところで、やはり撮影に関しては全く問題ないとのことだった。ロビーのようなところで一通り話を聞き、撮影に適した時間を確認していく。一通り話が終わったところで、伊藤さんが「風呂でも入って行こうよ」と誘ってくれた。次のロケハン予定まで若干時間があったので、お言葉に甘えて一緒に露天風呂に入る。外は豪雨で、雷がガンガン落ちてるような状況だったが、露天風呂に入っている状態だとそれがまたいい雰囲気を醸し出している。ものすごくいい気分で風呂に入っていると、支配人が酒を持ってきてくれた。よく旅番組などで露天風呂にお盆をプカプカ浮かせて一杯・・・というような光景を目にするが、まさにその通りのシチュエーションになってしまった。せっかくなので、僕もちょっと飲ませてもらう。
風呂を出て、しばらくのんびりしたところで、「奥の院とく川」を出て、再び市街地に戻る。今度はゆばを使ったフランス料理を作っている店に行く。このレストランで女性タレントが食事をしているシーンを撮る予定なのである。料理の内容などを聞かせてもらい、レストランの内装を見せてもらう。どこの席にどういう風に座り、どういう料理を食べるのか、そういった点を店の担当者と打ち合わせていく。
フランス料理店を出て、最後に寄ったのが「そば屋」さん。そばは今市市の方が有名なのだが、日光にもそば屋は多い。伊藤克信さんの紹介してくれた店に行き、話を聞かせてもらう。
そば屋をでると、伊藤さんと別れて僕らは今市のホテルに戻る。帰り道、天候は最悪。豪雨と雷の中、水たまりにタイヤをとられながらも、なんとかホテルに戻る。一旦みんな部屋に戻り、荷物を置いたところで必要な資料だけ持って再びロビーに集まる。そしてホテルの目の前にある居酒屋に入り、夕食をとりながら、昨日、今日でロケハンした内容を整理する。そして明日どういう風な動きでロケハンをするか、打ち合わせる。
22:00ごろ、食事を終え、ホテルに戻る。食事中の打ち合わせで、明日は霧降高原から見える日光の日の出を見に行こうという話になった。そのため、フロントに明日の日の出時間を聞き、それに会わせてホテルを出るようにする。聞いてみると、日の出時間は意外と早く、4:55日の出とのことだった。ということは3:00に起きてホテルを出発しなければならないことになる。僕は素早くシャワーを浴び、寝る体制を整える。今日はホテルのシングルの部屋が取れなかったため、渡辺さんとの2人部屋である。僕の寝る準備が整ったところで、部屋の電気を消す。