宇都宮への旅
 やっぱり宇都宮は遠い。案の定、昼間の時間の大部分を宇都宮往復でとられてしまった。今日は栃木県CMと日光特番の打ち合わせで栃木県庁に行かなければならなかった。9:20ごろ東京駅発の東北新幹線に乗って宇都宮に向かう。宇都宮駅からバスに乗って県庁前で降りる。ちょっと早めに着きすぎたので、県庁の隣の文化会館のロビーでパンフレットなどを見ながら時間をつぶす。約束の時間の11:00ちょっと前に県庁に入り、広報部に向かう。
 広報部に入って名前を名乗ると、入り口付近にいた女性が僕を担当者の元まで案内してくれた。すぐに奥の打ち合わせスペースのようなところに行き、CMの打ち合わせを始める。ナレーションの追加、映像の加工方法など、比較的細かい点を修正するよう依頼された。僕はそれらの話が実現可能かどうか、技術面、スケジュール面などで考え、適宜返答していく。僕1人と県庁の方3人で話し合った結果、ようやく1つに案がまとまり、すぐに諸々の手配を始めることにする。とりあえず日光東照宮で撮影を行わなければならないので、最初に県庁から声をかけてもらい、その後僕から撮影許可申請書を提出するという手順を踏むことにした。それに加え、別途収集しなければならない写真を、県庁の方に手配してもらうようお願いする。11:30ごろ打ち合わせは終了。一旦県庁を出て、パルコに向かう。宇都宮のパルコには紀伊国屋書店が入っている。次の打ち合わせまでまだ時間があるため、紀伊国屋書店で立ち読みして時間をつぶすことにした。
 特番の打ち合わせ時間は13:00。そのちょっと前に、再び県庁に戻り、今度は文化財課(CMと番組は管轄している部署が違う)に向かう。フロアに入り、やはり近くにいる人に担当者の人を呼んでもらうようお願いする。すると、その近くにいた人が担当者だった(僕はこの担当者とまだ電話でしか話をしたことがない)。室内の打ち合わせスペースに移動し、まずは資料を渡し、現段階でわかる範囲のロケスケジュールと、先日行ったロケハンの報告をする。県の方もできるだけロケに立ち会うらしく、できるだけ詳細なスケジュールを必要としているようだった。特番の打ち合わせは13:45ごろ終了。県庁を出て宇都宮駅に向かう。
 宇都宮駅に着くと、みどりの窓口で一番早く乗れる新幹線の切符を購入し、すぐにホームに向かう。新幹線の車中、簡単な昼食としてサンドイッチを食べながらコーヒーを飲む。帰りはあっという間に時間が過ぎていき、気がついたらもう東京に着いていた。東西線大手町まで歩き、地下鉄に乗って茅場町に行く。
 会社に着いた途端、山口さんから呼び出され、リフレッシュルームに連れていかれた。するとリフレッシュルームにはカメラマンの斎藤さんが待っていた。特番とCMのロケに関して、技術的な面での打ち合わせを始める。ロケ車、マイク、スタッフなどについて大まかに打ち合わせしていく。話が終わったところで、すぐに日光東照宮に提出する撮影許可申請書を作り始める。手早く作成し、すぐに東照宮にFAXで送る。その後しばらくはCMロケに関する諸業務(ホテルの予約、撮影許可、場所のリストアップ、ロケ実行予算の作成)などを行う。
 19:00ごろから、これまでのロケハンでたまりにたまった領収書を整理し始める。領収書の数は、もうかれこれ50枚を越えている。このまま放置しておくと、精算するときにどの領収書が何に使ったものなのかさっぱりわからなくなる(さっぱりわからなくなった経験は多い)。そのため、今回は最初の段階からしっかり管理し、円滑に精算ができるようにしておこうと思ったのである。
 21:00ごろから、特番に出演する女性タレントの資料、スケジュール、連絡先リストなどを作り始める。というのも、今週の金曜日に担当ディレクターと女性タレントが打ち合わせをすることになっているのである。その前に資料を完璧な状態で揃えておかなければならないのである。この作業はかなり手間がかかる。23:45ごろ、一旦作業を中断し、帰り支度を始める。
 作業は途中のままだが、とりあえず今日は帰ることにする。23:50ごろ会社を出る。