今朝目覚めると、体中をものすごい倦怠感が覆われていた。尋常じゃない倦怠感でベッドから出ることすらままならないような状態だったので、午前中はちょっと病院に行ってみることにした。
12:30ごろ会社に到着。ふと携帯電話を見てみると、留守電マークがついていた。聞いてみると、次長の阿部さんからだった。すぐに折り返し電話を入れる。すると阿部さんは6階にいたらしく、すぐに5階のフロアに戻ってきた。阿部さんは一言、「消えた」と僕に言った。その言葉で全てが理解できた。うちの部に来ていた契約のADが失踪したのである。もしかしたらそうなるかもしれないと思ってはいたが、とうとうその日が来た。正直な話、かなりブルーになった。いま僕の所属している部では、僕がADのチーフのような形になっている。そういうこともあり、新しく来た人に仕事を教えるのは僕の役割でもある。彼にも日々、かなり多くのことを教えてきた。早くこの仕事に慣れて、映像制作の楽しさを知ってもらいたいと思っていたからである。ところが突然いなくなってしまった。当然のことながら、僕が出勤するまで、プロデューサーやディレクターが何度となく彼に電話を入れていたらしい。しかし全く繋がらないとのことだった。何か悩みがあるなら、僕に相談してくれたらよかったのに。いなくなるなら、せめて僕だけには一声かけてくれたらよかったのに。そういう想いが胸の中にわき起こってきた。
阿部さんと話し終わると、すぐに彼の携帯電話に電話をしてみた。コールはするのだが、彼は電話に出なかった。彼に僕からの電話だと知らせるために、自分の携帯で電話をかけてみたのだが、それでもダメだった。おそらく今は誰ともしゃべりたくはないのだろう。その気持ちはわからなくもない。だけど、せめて僕の電話には出てほしかった。
13:00ごろから東大物性研の作業を始める。物性研の担当者と電話で話し、外観撮影のためのロケ日程を決め、試写日程を改めて設定し直す。14:30ごろから、J-MOTTOの直し編集の準備を始める。先日編集が終わったばかりのこの作品は、クライアントからの要望により、大きく修正が入ることになったのである。今日その編集を行うので、使用する映像、資料などを一気にかき集める。
15:00ちょうどに、ディレクターの遠藤さんと一緒に編集スタジオに入る。直しの箇所は想像以上に多く、当初は夕方には終わると思われていたものが、結局全ての作業が終わったのは22:30だった。
編集を終え会社に戻ってくると、素早く編集で使ったものを片づける。細々とした雑務を済ませ、23:30ごろ会社を出る。