急な手配
 今日はスタッフルームでの作業。朝から電話をかけまくり、様々な実験をやってもらえるところ、インタビューに答えてくれる方々を仕込んでいく。
 昼過ぎにディレクターから電話が入る。なんでも「この休みのうちに望遠鏡で地上のどこまで見れるか予備実験をやりいたいから、高層ビルで3:00から4:00(午前)ぐらいまで実験やらせてもらえる場所を仕込んでおいて」と言われる。「急すぎだよ!おい!」と思ったが、「ムリです」とも言えないので、すぐに高層ビルに電話し、なんとか予備実験をやらせてもらえるようお願いする。必死で訴えた甲斐あって、なんとか日曜日の早朝に実験をやらせてもらえることになった。
 予備実験の場所の仕込みが終わると、再びロケの仕込み、リサーチに戻る。19:00ごろ、ディレクターからロケハンが終わったとの連絡が入る。そのとき一緒に「帰るまでにリサーチ内容を全てまとめておくように」と言われる。それと同時に「なんかさぁ、今日行った天文台、これまで何度か別の会社が取材で来てるらしいんだよね。その別の会社のON-AIR同録を借りてきて。で、俺が東京に帰り着いたらそのテープも一緒にちょうだい」と言ってきた。「いきなりそんなこと言うなよ!」と思ったが、用意しないわけにはいかないので、必死で電話しまくりなんとかテープをもらえるように手配する。そして一気にリサーチ内容をまとめてしまう。
 21:30ごろ、なんとかリサーチ内容をまとめ終える。一気に荷物をまとめてスタッフルームを出て、天文台に取材に行った制作会社に行き、ON-AIR同録をもらってくる。ここからディレクターの待つ新宿まで移動する。急いではいたのだが、祝日の夜ということもあり、地下鉄の本数も非常に少なくなっていた。そんなこんなで新宿に到着したのは23:00だった。ディレクターに会うと「てめー!おせーんだよ!」と怒鳴られてしまった。そうは言われても、こちらとしても最大限の努力をしてこの時間だったわけだし、そもそも他社のON-AIR同録なんてそう簡単に借りてこれるわけではない。この時間になってしまったのは仕方ないじゃないかと思ったのだが、そんなことはディレクターにとっては関係ないことなのかもしれない。
 とりあえずテープと資料を一通り渡す。そして明日の予定について簡単に打ち合わせをする。ディレクターはそのまま去って行った。僕もそのまま帰路につく。ブルーな気分が晴れないまま…。