カエルの手配
 12:00ごろスタッフルームに到着。既に先輩のADは来ており、作業をやっていた。昨日から引き続き、「なまず」ロケで使用するエサ用のカエルが手に入らないと悩んでいた。僕は昨日のうちに知り合いのルートを使い、カエルの入手先をゲットしていたので、早速電話をかけてカエルを手配する。
 続いて昨日の打ち合わせのまとめ。カラオケ教室の先生から聞いた話をまとめ、何かおもしろい実験ができるかどうか考えてみる。1つ、ちょっとした実験ができそうだが、それもゴールデンウィークが終わって実際に実験をやってもらえる先生を探し出さないとどうにもならない。
 16:00ごろスタッフルームを出て、「なまず」のロケで使うザリガニを買いに行く。新宿の伊勢丹の屋上にあるペット用品売場に行く。するとしっかりザリガニを売っていた。もはやザリガニは買うものなんだと、ちょっとしたショックを受けた。僕が小さいころは、ザリガニなんてそこらへんにいくらでもいたような気がする。
 ザリガニを3匹購入してスタッフルームに戻る。水槽にザリガニを移すと、いきなりケンカが始まった。みんなかなり血気盛んらしい。見ていてなかなかおもしろかったが、このまま放置していると共食いしかねないため、水槽の中に仕切りを作って3匹を分離する。
 しばらくすると先輩ADから電話がかかってきた。「ロケ小道具として風車を買ってきてほしい」と言われる。風車を置いてそうな店に何軒か電話をかけてみる。しかし風車はさすがに置いていないらしい。ここで少し前に、うちの番組を作っている他の会社(うちの番組は3社でまわしている)が、番組の中で風車を使っていたのを思い出した。早速担当のADの人に電話して聞いてみる。すると、風車は店に売っていないとのことだった。番組の中で使ったものは、ADさんの手作りだったらしい。仕方がないので僕も自分で作ることにした。
 画材屋に行き、紙と軸棒とピアノ線を買ってくる。紙を適当な大きさに切り、風車の形に切れ込みを入れる。続いて軸棒に切れ込みを入れ、ピアノ線を通す穴をあける。そしていよいよ組み立て。ピアノ線を真ん中に通し、軸棒に固定する。こう書くと簡単なように感じるだろうが、実際はかなり苦労した。そもそもピアノ線を使ったことが間違いだった。0.7mmのピアノ線を使用したのだが、固くて思うように曲がらない。こんなことなら普通の針金を使えばよかったと思ったところで、もはや後の祭り。しかたなく苦労しながらピアノ線をそれらしく曲げる。
 20:30ごろ、なんとか風車が完成する。その後ちょっとした雑務をこなし、21:00ごろスタッフルームを出て帰路につく。