何もやることがない一日
 実を言うと今日は何もやることがない。というのも、今日はうちの番組のスタジオ収録当日なのだが、僕は今回のスタジオスタッフになっていない(基本的に僕はロケ班)。で、ロケ班としての仕事を考えてみると、昨日の段階でネタが変わり、新たなネタが決まるのが来週の水曜日ということになるので、リサーチすらできない状態だったりする。じゃぁ休めばいいじゃないかと思うかもしれないが、そうもいかない。他のスタッフがスタジオ収録をやっているのに自分たちだけ休むわけにはいかない。そういうこともあって、今日は何もやることがない状態のまま、会社に居続けることになった。
 今朝はエレベーターホールのソファーで眠っており、11:00ごろ目を覚ます。さすがにかなり飲んだ後だったので、まだ頭の中がむにゃむにゃした状態だった。とりあえず自分の机に戻り、のんびり身支度を整える。12:00ごろ、スタッフルームで寝ていた後輩のADが現れる。彼女は最初、僕と同じくエレベーターホールで寝ていたのだが、いつの間にやらスタッフルームに移動していた。おそらく朝になってエレベーターホール周辺がうるさくなってきたので、静かな場所に移動したのだろう。そういう間にも僕は何の物音にも気づかなかった。
 とりあえず後輩ADと2人で1階の食堂に行き、昼食を買ってくる。僕は牛丼を買ってきたのだが、若干二日酔い気味の胃にとって牛丼はかなりヘビーだった。食べた後にかなり胃がもたれた。しかしそんなことは後の祭り。どうせ今日は何もやることがないのだから胃がもたれようと仕事の支障になることはない。
 僕の会社のデスクの上にはテレビデオ、デスクトップパソコンが置いてある(どちらも自前)。今日のようにやることがない日は(そんな日は非常にレアではあるけれど)、のんびりテレビを見ながら、パソコンでネットをふらふら見てまわっていたりする。周りを見渡してみると慌ただしげに仕事をしている人で溢れており、自分だけヒマなこの状況にちょっと罪悪感を感じる部分もあったが、隣に座っている後輩のADはそんなことを気にするそぶりもなく、パソコンに向かってのんびり趣味のサイトを見てまわっていた。
 そしてなんだかんだ時間が過ぎていき、23:15ごろ、スタジオに入っているディレクターから連絡が来た。「もうバレていいよ」とのことだった。僕と後輩ADは一気に荷物を整理して帰り支度を整えていく。うちのチームは明日から火曜日まで夏休み。そのため会社に忘れ物がないように念入りに荷物をチェックする。
 23:40ごろ、帰り支度が整ったところですみやかに会社を出て帰路につく。