今日はいよいよ先輩ディレクターのロケでまゆ毛を抜かれる日。といっても別段普段と変わったことはない。とりあえず今日のところ、自分のリサーチはお休み。というのも日曜日でもあり、まだリサーチの初期段階でもあるので何か調べようにも全く手もつけられない状態だったりする。
12:00ごろ起床。ゆっくりシャワーを浴び、まゆ毛を整えて部屋を出る。そのまま新宿南口の東急ハンズに行き、別班のADから頼まれていたロケ用小道具の買い出しを行う。
15:00ごろ、別班のロケ隊はちょうどアルタ前で街頭インタビューをやっているということだったので、僕もそこに合流する。そして街頭インタビューが終わったところで一緒にロケ車に乗り込み、いよいよまゆ毛を抜く現場に移動する。
16:30ごろ、目的地に到着。今回まゆ毛を抜いてくれるのは舞台俳優などのように特殊メイクを行う方が集まる店とのことだった。確かに店内は普通の美容室では見られないような不思議なものがたくさん置いてあった。現場ではまず僕が店に入るシーンから撮影が始まる。続いていよいよまゆ毛抜きのシーン。僕の両脇に美容師のお姉さんが1人ずつつき、それぞれの側のまゆ毛を1本ずつ抜いていく。抜き始めた瞬間に感じたのは、想像以上に痛いということ。よくギャルがまゆ毛を抜いているという話を聞くが、みんなこんなに痛い思いをして抜いているのかと感心してしまった。まゆの外側から徐々に抜かれていくのだが、これが内側に移動していくに連れ、痛みも増してくる。内側でかつ下部になると悶絶するような痛みになってしまう。ただ、テレビ的に痛そうな顔を見せるわけにはいかないので、さわやかな笑顔をキープしておく。
1時間半ほどでようやく全部のまゆ毛が抜き終わった。手鏡をもらい自分の顔を見てみると、これがえらいことになっていた。当然のことながらまゆの部分はつるつる。額との境目が全くわからない。そもそも誰だかわからないような感じだった。スタッフのみんなは非常におもしろいのだろうか、笑いをこらえつつの撮影となった。全ての撮影が終わったのは19:00ごろ。機材の片づけをしていると、カメラマンが僕のまゆの部分に黒いガムテープを貼ってきた。その顔を見てさらに大爆笑されてしまった。
19:30ごろ、帰り道の途中でスタッフのみんなと夕食をとり、21:00ごろ局の前に到着する。この場所で僕はロケ隊と別れ、地下鉄で帰る。当然のことながら、まゆ毛がない状態なので帽子を深々とかぶって外からまゆの状態が見えないようにしておく。
それにしてもこれはある意味、いいネタとなる。話のネタとしてはかなりおもしろいと思った。しかし全てが元通りになるまでにあ40日間かかるらしい。それまで帽子をかぶり続けるのもかなり大変そうだ。