街角散歩

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2006年3月 8日

夜の鴨川

夜の鴨川

2月4日のことですが、用事があって京都に行ってきました。用事自体は夕方には終わり、あとはフリータイムです。せっかく京都に行ったのだから、日帰りするのももったいないと思い、そのときは一泊しました。

夕方から写真撮影を始めるとなると、当然のことながら外はもう暗くなってしまっています。実は暗い中で撮影をするのは大変めんどくさい作業なのです。

普通、写真は夜になると手ぶれしやすくなります。人間の目は器用なもので、周囲の明るさに合わせて目を一瞬で慣らせてしまいまいます。しかしカメラはそんなに器用ではありません。暗い中で明るく写真を撮りたい場合、シャッターを長い間開いておくのです。そうすると少しの光でもたくさんの時間受け続けることで、明るい光としてとらえることができるのです。しかしそうなると長い時間、カメラを動かないように固定しておかなければなりません。そのため、夜中、手持ちで撮影するとほぼ確実に手ぶれを起こします。

そんなわけで夜の撮影をするには三脚がないとまっとうな写真を撮ることは難しいのです。この写真は四条大橋から五条大橋にカメラを向けて撮影しています。橋の上に赤い横線がありますが、これは車が通った後です。空を見ると雲が不思議な形をしていますが、これは撮影中雲が移動したため、雲の軌跡が映っているのです。そう、この写真はかなりシャッター速度が遅いのです。この場合、シャッター速度は30秒、つまり30秒間シャッターが開きっぱなしなのです。京都をご存知の方だったらわかると思いますが、四条大橋は非常に人通りの多い場所です。そんな場所で30秒間、カメラを固定していたのです。それはそれは迷惑な話です。三脚に誰かの足がひっかかっただけでも写真は台無しです。そんな苦労もありながらも、実は僕は夜景の撮影が大好きなのです。

見慣れた場所でも、夜中に撮影すると、普段見せてくれない隠れた一面を見せてくれるのです。この写真の場所も自分の目で見ると普通の見慣れた風景なのですが、こうやってカメラを通して見ると、肉眼ではわからない不思議な姿を見せてくれるのです。目をこらして見ると、真っ暗に見える夜の空も、微妙なグラデーションがあったりするものなのです。夜中に大変な思いをして撮影に出かけても、こういうおもしろい写真を撮ることができるのであれば、それだけで報われた気分になります。

京都の夜は、なんとなく暗いイメージがありますが、実は夜にしか見ることができない、複雑な色合いがあったりするんです。いずれそういう写真もアップしてみます。

アップロード日時 : 2006年3月 8日 02:03    撮影場所 : [ 京都 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 四条大橋
撮影日時 2006年2月 4日 19:43
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -2/3EV
露出時間 25秒
レンズ情報
レンズ EF24-70mm F2.8L USM
焦点距離 34mm
絞り f/7.1

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