街角散歩

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2006年3月12日

離陸と駐機

離陸と駐機

目が覚めたら13:00。ガバッと飛び起きてすぐに出かけました。平日は写真を撮ることができないので、休みの日は特別な用事がない限り写真を撮りにでかけます。でないと、Flickrにアップするネタが尽きてしまうんですよ。いや、いいんですよ、別に。毎日アップしなくても。でもどうせなら毎日新しい写真がアップされてた方が、見に来てくれる人たちにとってみたら嬉しいじゃないですか。というわけで、今日も写真撮影に出かけました。

今日訪れたのは羽田空港、天王洲アイル、東京タワーの3ヵ所。羽田空港は第2ターミナルビルにまだ行ったことがなかったので、まずはそこから。第2 ターミナルビルが完成してからも何度か羽田空港を利用してはいるのですが、なぜだか第1ターミナルビル発着の便しか使ってなかったのですよね。乗るのは JALかスカイマークばかり。別にJALのマイルを集中的にためようとしているわけではないのですが、たまたま巡り合わせが悪く全日空の便を使う機会がなかったのです。で、初めての見る第2ターミナルビルの印象はというと、第1ビルと比べてけっこうシンプルなデザインですね。落ち着ける空間という印象でした。

せっかく羽田空港まで行ったので、いろいろ歩き回ってみました。第2ターミナルから連絡通路を通って第1ターミナルへ。当然それぞれの展望台にも上ってみました。空港の展望台に上るのは初めてだったのですが、けっこう人がいるものですね。景色のいい場所には必ずいる「カップル」「カメラマン」「子ども」の3点セットは、当然のことながら展望台にもウジャウジャいました。特に子どもたちは大はしゃぎでしたね。子どものころは鉄道や飛行機といった乗り物にやたらと興味を持ちますからね。飛行機が轟音を立てて離着陸する様子を生で見たら、そりゃあ大喜びでしょう。僕も小学校に上がる前、家で飛行機の模型を持って遊んでいたら、たまたま家に遊びに来ていた親戚のおじさんが、「飛行機見たいか?」と言ってくれたので、ものすごく元気よく「うん!」と返事をしたところ、そのまま車にのっけてくれて福岡空港に連れて行ってくれました。それはそれは嬉しかったですねぇ。親戚のおじさんが車を停めてたのは滑走路の先端部分、空港の敷地のフェンスぎりぎりのところでした。すぐ真上を巨大な飛行機が通り過ぎて、目の前の滑走路に着陸する様子は度肝を抜かれる光景でした。福岡空港は街中にあるので、こういうレアな場所で飛行機を見ることができるのです。

ちなみに今日の写真は第1ターミナルビルの展望台から撮影した日本航空の機体です。展望台で写真を撮っていると、ひとつおもしろい発見がありました。どちらのターミナルビルの展望台も、当然のことながら3メートルぐらいのフェンスでかこまれているのですが、このフェンスの地面から1m50cmぐらいの場所に、所々、10cm四方ぐらいの穴が開いているのです。「これはもしや!」と思い、カメラのレンズをそこにつっこんでみると、うまい具合にスポッと入ったのです。そう!これはどうやら写真撮影用の穴らしいのです。確かに辺りを見渡してみると一眼レフカメラを持ったアマチュアカメラマンらしき人も、コンパクトデジカメを持った家族連れも、携帯カメラで写真を撮ってるカップルも、みんなこの穴から写真を撮っているのです。最初、僕はこの穴の存在がわからず、フェンス越しに写真を撮っていました。一眼レフカメラだとフェンス越しの撮影でもフェンスを消すテクニックがあるので、その手法で撮っていたのですが、それだと多少、写真の解像度が落ちるので、何とかならないものかと思っていたのです。でも途中でふと他のカメラマンが撮影している様子を見ると、レンズの先端がフェンスよりも前に突き出てるんですよね。で、これはもしやと思ったら、うまい具合に穴を発見できたのです。それ以降の写真は全てこの穴を使って撮影しました。いやはや、さすがは羽田空港。飛行機の写真を撮る人たちのための仕掛けまで用意してくれているとは思いもよりませんでした。

アップロード日時 : 2006年3月12日 00:35    撮影場所 : [ 大田区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 東京国際空港(羽田空港)第一旅客ターミナルビル 展望台
撮影日時 2006年3月11日 16:29
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -1EV
露出時間 1/160秒
レンズ情報
レンズ EF17-40mm F4L USM
焦点距離 22mm
絞り f/14

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