街角散歩

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2006年3月13日

梅の散るころ

梅の散るころ

写真には2種類あると思うのです。一つは時間と空間を切り取る「スナップ」、もう一つは自分の創作性を形にする「作品」。自称「お散歩カメラマン」の僕としては、スナップ写真ばかり撮っています。撮影スタイルはまず「歩き」ありきです。いつかの日記に書きましたが、休日はだいたい14:00ぐらいから18:00ぐらいまで撮影を行います。例えば先週の土曜日は初台から早稲田まで歩き、道中目に飛び込んでくる風景を撮影しまくってました。ところがここ最近、作品的な写真を撮影したい欲求がふつふつとわき上がってきているのです。

理由はといいますと、これまた例のFlickrなのです。Flickrも基本は写真をベースとしたSNSなのです。コンタクトリストに登録されている人の友だちページをたどっていろんな人の写真を見ていると、偶然にもすごく印象的な写真を撮影する方のページにたどり着いたのです。この方の写真は一見スナップっぽいのですが、実はものすごいメッセージ性が込められた「作品」なのです。というわけで、今日はこの方の写真の撮り方を一つパクらせていただいて、作品作りにチャレンジしてみました。

前述のすごく印象的な写真を撮る人のページ
前述の僕が撮り方をパクらせていただいた写真

今日は恵比寿と広尾に行きました。最初は恵比寿で写真を撮っていたのですが、風がすさまじく、まっすぐ歩くこともままならない状態だったので、写真を撮影してる場合じゃありませんでした。そもそもカメラをつけた三脚が風で飛ばされそうになったのにはビックリしました。だってあれですよ、カメラをつけた三脚ってだいたい2kgぐらいあるんですよ。そりゃあ写真撮影どころじゃありませんよ。ということで、恵比寿は早々に切り上げて広尾に移動。有栖川公園で普通にスナップ撮影をしていたのですが、そこでたまたま綺麗に咲いた梅の木を見つけたのです。そこで例のパクり作戦開始。

ちなみに、上のリンクをたどってパクり元の写真を見てない方がいるかもしれないので簡単に説明します。元ネタ写真は一言で言ってしまうと「落ちてくる桜の花びら」なのです。ただ、これが非常に絶妙な作品なのです。背景はアスファルトと芝のツートンカラー、そしてアスファルト上にすでに落ちた桜の花びらがちょこちょこ散らばっているのです。これを思いっきりボカして、桜の花びらが落ちてくる瞬間を撮影しているのです。おそらくこれはレンズの前に自分で花びらを落として、それをタイミングよく撮影しているものだと思われます。そこで僕も同様の手法でチャレンジ。

梅の木の下で落ちている花をいくつか拾い集め、背景を決めてカメラをセット。そしてレンズの上から花びらを落としてみると...、「はやっ!」とつい声を出してしまいました。一瞬で花びらが地面に落ちていって撮影どころではありませんでした。パクり元の方ごめんなさい。あなたの写真を甘く見てました。ということで、気を引き締めてやり直しです。これ以降、シャッターを連射モードに変え、花びらを落とし始めてから落ち終わるまでシャッターを連続で切り続けます。それでもなかなかうまい具合に花びらがフレーム内に収まってくれないのです。花びらの向きもこれまた気になる要素です。ということでかれこれ1時間ぐらいずーっとチャレンジし続け、370枚ほど撮った中でなんとかまともに撮れた3枚の中の一枚が今日の写真です。

みなさんどうです?なんだか合成っぽく見えません?でもこれって合成は一切してないんですよ。そもそも冷静に考えてみたら、元ネタの写真は桜だからいいのかもしれないですよね。梅の花ってデカくて、こんなのが落ちてきても不自然かもしれないですよね。というわけで課題山積といった状態です。まもなく桜の季節になるので、そのときは「桜の花」であらためてチャレンジします。

アップロード日時 : 2006年3月13日 00:26    撮影場所 : [ 港区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 有栖川宮記念公園
撮影日時 2006年3月12日 16:10
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 800
露出プログラム マニュアル
露出補正 ±0EV
露出時間 1/800秒
レンズ情報
レンズ EF24-70mm F2.8L USM
焦点距離 24mm
絞り f/3.5

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オリジナルファイル

 
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