街角散歩

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2006年3月25日

深夜の携帯電話

深夜の携帯電話

いよいよ各所で桜が咲いてきた模様。我が家の前の桜並木も2分咲きぐらいになってきました。もしかしたら今週末が勝負になるかもしれない!と思い、今日さっそく行動に出ました。会社にカメラ機材フルセットを持って行ったのです。そして何事もなく普段の仕事をこなし、22:00ごろ機材一式を持って会社を出ます。そのまま撮影場所に直行しました。当初、上野公園に行こうかと思っていたのですが、さすがに金曜日の夜の上野公園でバカでかい撮影機材を持ってじっくり撮影するのは何かと怖かったので、目標を変更しました。そんなわけで今日は会社帰りに千鳥ヶ淵に行ってきました。

23:00ごろ九段下に到着。坂道を上り目安門から北の丸公園に入ります。ちなみに北の丸公園を訪れたのは初めてです。ということはどういうことかと言うと、これまで武道館にも行ったことがないのです。これまでこの界隈を通ることはけっこうあったのですが、なぜだか北の丸公園に入る機会もなく、ライブなどで武道館を訪れることもなかったのです。東京に住んで8年目も終わろうとしているこの時期に、初めて訪れたというのも不思議な話です。冷静に考えてみたら、そもそも皇居そのものをよく見た記憶もあまりなかったりします。東京のド真ん中にあるにも関わらず、普段の生活には全く関係ない施設なので、なかなか接する機会がなかったのでしょうね。

というわけで、桜を撮影するために訪れた北の丸公園でしたが、結果としては大失敗でした!桜の開花はまだまだです。どうがんばっても2分咲きです。写真を撮ろうにも、花より枝の方が目立つような状態。かなり厳しいものがあります。さらに23:30ごろになると北の丸公園の街灯が一斉に消されて真っ暗になってしまったため、どの桜がどの程度咲いているのかさえ判別できなくなってしまったのです。これでは桜の撮影どころではありません。とは言っても、そのまま帰ってしまうのももったいないので、周囲のものを適当に撮影してまわりました。撮影していて気づいたのですが、街灯がついていないにも関わらず意外と明るいのです。いや、ベタに目が慣れたとかそういう話じゃないんですよ。空が明るいんですよ。しかも今夜は曇りだったので、街明かりが空に反射して、なんだか薄明るいのです。これが田舎だったら、街灯が消えた瞬間に漆黒の闇になるのでしょうが、東京って近くに光源がなくても明るいんですよね。すごく不思議な感覚でした。

ちなみに今日の写真は北の丸公園の千鳥ヶ淵側のベンチを撮影したものです。当初、この写真を撮るとき、ベンチの配置と背景のバランスで多少おもしろ目の写真が撮れるのではないかともくろんでカメラを構えたのですね。でも空が多少明るいからと言っても暗いことは暗いので、フォーカスがすごく合わせにくかったのです。そのため、フォーカス合わせのための目印として携帯電話を置いたのです。携帯だとバックライトが明るいので、液晶画面目指してフォーカスを合わせてピントを調節しようと思っていたのです。当然、ピントのためだけに携帯を置いたので、撮影するときは外そうと思っていたのですが、ファインダーをのぞき込んだとき、ベンチと携帯のバランスにかなり不思議な感覚を覚えたのです。そこで試しにそのまま撮影してみたら、こんな写真が撮れたわけです。想像以上に気持ち悪い写真に仕上がってくれて、自分でも驚いてます。なんと言っても異様な光景ですよね。普段見慣れているものでも、場違いな状態で写っているということがこれほどまでに気持ち悪いとは思いませんでした。この気持ち悪さ、意外性がとてもおもしろく、気に入ってしまいました。今度またあらためて、今回のような意外性のある写真を撮ってみます。

アップロード日時 : 2006年3月25日 03:19    撮影場所 : [ 千代田区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 北の丸公園
撮影日時 2006年3月24日 23:36
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -5/3EV
露出時間 30秒
レンズ情報
レンズ EF24-70mm F2.8L USM
焦点距離 43mm
絞り f/4.0

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