街のエネルギー

ただ、新宿という街にいつ行っても同じように楽しめるかというと、必ずしもそうではないのです。自分自身が新宿に「存在する」だけでかなりの体力を使っていると思うのです。というのも、例えば「体力が落ちがとき」「気持ちが沈んでいるとき」という自分自身にマイナスの要素があるとき新宿を訪れると、非常に疲れるのです。おそらく新宿という街自体が過剰なエネルギーを発散している場所なので、そこを訪れる人も心身ともに満たされていれば普通に何気なく楽しく過ごすことができるのでしょうけれど、弱っている状態だと街のエネルギーを受け止めることができず、それが疲労感へとつながっていくのではないかと思っていたりします。