街角散歩

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2009年11月 4日

大正時代の建築物

大正時代の建築物

祝日ということでカメラ片手に写真を撮りに出かけました。せっかくの休みということで複数のポイントをめぐって写真を撮ろうと考えた結果、向かったのは九段下。北の丸公園をぐるりと歩き、靖国神社をのんびり散策。その後、この日のシメに向かったのが九段下ビルです。

九段下ビルとは九段下交差点から神保町方面に向かって歩き、神田川を渡ってすぐの場所にある古くてボロい雑居ビルのこと。このビルの竣工は戦前。関東大震災後に復興事業の一環として建設されたもので、同潤会アパートなどと出自を同じくするものです。しかしながらさすがに大正時代の建物ともなるともはやボロボロ。同潤会アパートですら取り壊されて表参道ヒルズになっているこの時代、同様の建物がまっとうに残っているはずもありません。事実、今回訪れた九段下ビルは、外側全てを外壁剥離防護ネットで覆われていました。

とはいえ、扉は普通に開いていたので、そのまま中に入ってみました。ということで撮影してみたのが今日の写真。階段の踊り場を撮影したものなのですが、この場所に限らず全体的に、極めて廃墟めいた空気を醸し出していました。

アップロード日時 : 2009年11月 4日 00:28    撮影場所 : [ 千代田区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 九段下ビル 踊り場
撮影日時 2009年11月 3日 14:59
カメラ情報
カメラ Canon EOS 5D
フォーマットサイズ 35mm
ISO感度 125
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -1/3EV
露出時間 1/60秒
レンズ情報
レンズ EF24-70mm F2.8L USM
焦点距離 24mm
絞り f/3.5

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