「授業にほとんど出ていない」「サークルに入っていない」「バイトはやっていない」という人もいるでしょう。この場合、確かにアピールする内容に困りますが、こればかりは本人の責任ですので仕方ありません。それ以外のところでアピールすることを探すしか方法はありません。
かと言って、「ホノルルマラソン男」にはならないようにして下さい。ホノルルマラソン男とは、毎年就職活動の際、必ず出てくる人の代名詞です。大学生活で特にアピールできるようなことをやって来なかった人は、就職活動で何かアピールすることを見つけ出さなければならないと焦ります。その結果、ちょうど就職活動が始まる時期(年明けすぐぐらい)に行われるホノルルマラソンに参加して、そのことを自己PRにしてしまうのです。確かにホノルルマラソンは自己PRに使えそうですが、採用する側は「こいつは就職活動のためにホノルルマラソンに参加したんだな」と一発で見破ってしまいます。もはや就職活動の際のネタのように言われている話ですが、毎年けっこうな数の人が本当にホノルルマラソン男になっているようです。
それでは、大学時代に何もやってきていない人は何をアピールすればよいのかとなると思います。ハッキリ言ってしまえば何でもいいわけです。スノボーに行くのが好きな人だったらそのことでもいいですし、買い物が好きな人だったらそのことでもいいです。自分の中で「このことは誰にも負けない」と思うものを見つけだし、それを説得力ある文章で書く、あるいは語ればよいわけです。「誰にも負けない」ということが何もないという人もいるかもしれません。しかし何もないことはないのです。ただ単純に何かを見つけだせないだけなのです。本当に、どうしてもアピールすることを見つけられない人は、放送業界への就職はあきらめた方がよいでしょう。