こういう場合、まずは自分が受験する県のことに関心があることをアピールしなくてはなりません。それと同時に各県いくつか放送局がありますが、その中でなぜ「この放送局」を受けようと思ったのかということも言わなければなりません。例えば僕は福岡県出身で京都の大学に通っていましたが、そういう僕が広島の「広島テレビ」という放送局を受けたとしましょう。こういう状況では、僕はなぜ広島の放送局を受けようと思ったのか、その中でもなぜ「広島テレビ」を受けようと思ったのかということを言わなければなりません。おそらくこの文章を読んでいる人は、僕が実際にどういうことを言ったか聞きたいでしょうが、それは書きません。気持ちはわかります。はっきり言ってこの質問はすごく難しいです。だからこそ、採用担当者も必ず聞いてくるのです。こういう難しい質問にもしっかり答えられるかどうか見ているわけですから、ここは自分で悩んで考えてもらうしかありません。
でもヒントは書きます。やはり前述のように、受ける県、受ける会社の特徴をよく調べておかなければなりません。調べると言ってもネットでちょこちょこっと検索して出てきた程度の情報ではダメです。僕は就職活動を目前に控えた大学3回生の12月からちょっとした行動を起こしました。正月にそれぞれの故郷に帰省する友だちに、正月拡大版の「ザ・テレビジョン」を買ってきてもらいました。僕が集めたのは北海道、宮城、関東、東海、関西、広島、福岡のものでした。本当は各県のものを集めた方がよかったのでしょうが、なかなかそうもいかず、これだけしか集められませんでした。とりあえず集まった「ザ・テレビジョン」を見て、各県独自の番組を探し出し、それらの評論などあればそれも熟読します。
続いてウェブでのリサーチ。各テレビ局のホームページを見て、その局の独自制作の番組を探し出します。その番組の内容、特徴などはウェブだけではわかりませんので、該当する県の友だちに聞きます。友だちが知らない場合は、友だちの友だち・・・というように、イモヅル式に聞きまくっていきます。
受ける県の情報も重要です。前述の例でいくと、広島の特徴を探していかなければなりません。広島の場合、原爆、カープの話題は当然のこととして覚えておかなければなりません。僕は広島テレビの面接の際、「君は広島に原爆が落ちた時刻を知ってる?」という質問をされました。僕はたまたま知っていたのでしっかり答えることができたのですが、もし知らなかったらと思うと怖いものがあります。ただ、これらの情報はあくまでも大前提。もっと詳しく調べておかなければなりません。新しい都市計画、地域振興、環境活動、公共事業などなど幅広く情報を収集しておかなければなりません。こういう情報は広島県、広島市などのホームページを見るのも一つの手ですが、それだけではあまり詳しくわからないので、こういう場合は地元新聞社を活用します。広島だったら中国新聞社というところがありますので、そこのホームページである程度の情報を仕入れておきます。そしていざ面接で広島を訪れる際、かなり早めに広島入りして中国新聞を買い、スミからスミまで目を通します。そこでめぼしい情報をピックアップして自分のネタ帳などに書き留めておくとよいでしょう。
以上の下準備をしっかりして、自分の興味のある情報、番組をピックアップしておきます。そうすると、いざ「なぜ広島の放送局なの?」「なぜ広島テレビなの?」という質問をされてもうまく答えることができるでしょう。