本当にどうしてもない場合はどうしようもないのですが、かなり節約することは可能です。自分の経験談から言いますと、私は北は仙台、南は熊本までかなり広い範囲の放送局を受験しました。その際の費用総額はおおよそ50万円ぐらいです。これは前々からバイトで貯め込んでいた貯金と親から借りた金でなんとか賄いました。人によっては家庭の事情が厳しく、親から金を借りることなどとんでもないという人がいるかもしれませんが、そういう場合は地道にバイトでもしてお金を貯めておかなければならないでしょう。
実際の就職活動が始まると、移動手段はかなりケチケチでした。僕の大学は京都にありました。そのため大阪へは簡単に出ることができます。ただ、その際使用したのは阪急です。JRの方が若干早いのですが、値段が高いのでそんな無駄なことはしません。名古屋へは何度も行きましたが、その際は全てJRの在来線で行きました。新幹線だと40分ほどで着くのですが、値段が格段に高くなってしまうので、3時間ほどかけて在来線で行っていました。東京に行く場合は夜行バスか飛行機でした。夜行バスは最も安く、かなり重宝しました。普通、東京で朝一番から何かが行われる場合、前日から東京に入ってどこかで宿泊しなければならないといった場合も起こりうるのですが、夜行バスだと朝一番に着くため、そういう無駄な出費が節約できます。
飛行機と言うとなんとなく高く感じるかもしれませんが、当然普通運賃で乗りはしません。もちろんスカイメイトです。これは年齢制限があるため、人によっては利用できない場合がありますが、もし使用できる方はガンガン活用した方がよいでしょう。何といっても飛行機の運賃が半額ですからね。京都から東京に行くのであれば、一旦伊丹空港に行きます。もちろん関空のような不便な空港は使いません。なお、京都駅八条口からのバスは高いので、阪急で蛍池まで行き、そこからモノレールに乗り換えて伊丹空港に行っていました。空港までの交通費を考えても、夜行バスよりちょっと高いだけの値段で収まるので、かなり安上がりです。
なお、当然のことながら学割はガンガン使いましょう。僕は自分の学割発行枚数を一気に使い果たしてしまったため、当時つきあっていた彼女やサークルの後輩から学割をもらいまくっていました。JRバスであれば学割が適用されます。そうするとただでさえ安い夜行バスがさらに安くなります。
東京−大阪間の移動であればもう一つ裏技があります。JR東海ツアーズという旅行代理店が販売している「ぷらっとこだま」というチケットがあります。これはJR東海区間(東京から新大阪までの区間)であれば「こだま」限定でかなり格安で新幹線を使用することができます。ただ、新幹線といえど各駅停車の「こだま」ですからそれなりには時間がかかります。とはいっても新幹線ですので居住性はいいです。ただしこのチケットは当日いきなり買うことはできません。ちゃんと事前に予約が必要ですし、乗り遅れたら全てがチャラになります。他の便に乗ることすらできません。また、意外と人気があるのかけっこうすぐに予約でいっぱいになります。早いうちからスケジュールがわかっているものであれば、これを利用するのもよいかもしれません。
基本的に特急や新幹線の類はよほどのことがない限り使用しませんでした。静岡のように、夜行バスで行くことができず、空港もなく、かといって在来線で行くには遠すぎるような場所に行くときだけ新幹線を使用していました。もしくは午前中に東京で面接を受け、午後に名古屋で面接が行われるような場合もあり、これも仕方なく新幹線で移動しました。
私の就職活動の様子は、このサイトの「就職活動」のところに書いてあります。その中の「就職活動スケジュール」には、いつ、どのように移動していたかも簡単に書いてありますので参考にしてみてください。