11:00 TBSホールに到着
正面入り口から入ると案内係の人がいて、2階の扉から入るように言われる。扉に入ると、ホールの後ろ。面接は壇上で行われている。壇上には上手下手にそれぞれ4人ずつの面接官が座っており、一気に8人の人が面接している。参加申込書を用意できた人から最前列の席に並んで座り面接を待つ。壇上にホワイトボードがあり、結果発表の日時など注意事項が書いてある。
結果発表は2月19日(水)18:00〜22:00に電話にて合格者にのみ連絡。留守番電話でも構わないが、必ずコールバックすること。携帯電話可。アルバイト先も可。とりあえず連絡のとれる場所とのこと。
僕は会場に入ってから5分ぐらいで壇上に上がる。ステージ下手の奥から2番目の席。面接官は中年の女の人。まず参加申込書を渡す。そして立ったまま自己紹介。
「おはようございます。立命館大学の隼田正洋といいます」
「お座り下さい」
「隼田って名前はめずらしいですね」
「鹿児島から来た名前とのことです」
「薩摩隼人ですね」
結構きさくな方で話しやすかった。面接は概ね志望書に沿ったもの。
「......って(あなたのキャッチコピー)どういう意味ですか?」
「......という意味です」
「どんなアナウンサーになりたいですか?」
「報道をやりたいです。あまりアナウンサーが出てるのを見ませんが、記者とアナウンサーの距離が縮まりつつある中、外で取材してそれを自分でしゃべれるアナウンサーになりたいです」
「アナウンサー(平板)じゃなくてアナウンサー(ウにアクセント)ですよ」
実は僕の「アナウンサー」という発音はなまっていたらしい。
「他局も受けるでしょうけど、こういう発音してるとすぐ落とされますよ」
「あ、すいません。これから気をつけます」
ここで全ては終わった。
「連絡はどこにすればいいですか?」
「携帯電話の方にお願いします」
「それではご苦労さまでした」
「ありがとうございました。失礼します」
面接時間:約3分
結果報告:2月19日(水)18:00〜22:00 合格者のみ電話
この日は午後から日本テレビのアナウンサーの面接だったため、東京にいた。22:00のバスで京都に向かう。そのため、バス出発までに電話がかかってこなかったらTBSのアナウンサーは不合格になる。
麹町のケンタッキーで久しぶりに会う友だちとしばらくおしゃべり。その後17:30ごろに東京駅に行く。喫茶店でのんびりしてるが、あまりにも暇で、近くの東京国際フォーラムに行く。そんな感じでのんびりしていると、徐々にバスの出発時間に近づいてくる。そして21:50、バスに乗り込む。もしかしたらと思いつつも半分あきらめながら待ち続ける。しかしこんな時間にかかってくるはずもなく、無情にもバスは出発。連絡はなし。はかなく落ちてしまった。