撮影機材

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2012年5月 5日

RB67 PRO SDで葛西臨海公園を撮影


【写真1】葛西臨海公園で撮影したRB67 PRO SD

訪れたのは葛西臨海公園。過去何度も訪れては数々の写真を撮影してきた場所で、私が最も好きな撮影場所のひとつ。前回訪れたのは去年の10月なので7か月ぶりの訪問。せっかくの葛西臨海公園なので機材も気合いを入れてマミヤRB67をチョイス。

マミヤRB67用のKLレンズは写りが大変素晴らしく、とてもシャープで鮮やかな写真が撮れる。唯一の欠点は「重い」こと。カメラ本体と標準レンズ、フィルムホルダーのセットで約2.7キロ。その他レンズやら一脚やらもろもろの機材を含めてこの日の荷物全部で7キロ。もともとスタジオで使われりことが多かったカメラであるため、これをロケに持ち出すとなるとなかなかのヘビー級。しかしながら、ここ最近は比較的軽いカメラも持ち出すことが多かったので、ゴールデンウィーク終盤のこの日ぐらいは気合いの入った機材で気合いの入った撮影をしたく、あえて重い機材を持ち出すことに。


【写真2】葛西臨海公園のなぎさ橋上から水路を見下ろす

前日までの豪雨の影響か、東京湾は水が濁りまくって全体的に茶色に染まってる。写真左奥のビルは舞浜の東京ディズニーリゾート周辺のホテル群。


【写真3】PLフィルター

久しぶりにPLフィルターを持ち出してみた。PLを使うのはかれこれ4、5年ぶり。フィルムで使うのは今回が初めて。今日な機材はTTLのAE環境ではないので、ちゃんと露出補正しないとアンダーになってしまう。しかし補正値がよくわからない。仕方ないので適当に段階露出してみることに。

デジタル全盛の昨今、ほとんどのフィルター効果は後処理で対応できる。しかしながらPLフィルターの効果だけは今なお後処理で対応できない。厳密にはピクセル単位で微細なレタッチをかけていけば同様の効果を作れなくもないが、それこそモノクロ写真をカラー彩色するぐらいの膨大な手間がかかるため現実的ではない。ということで、まだまだ利用価値の高いPLフィルター、フィルム環境ではどう写るのかいろいろ試してみる。

ちなみにRB67はフルマニュアルのカメラなので露出計を持参しているが、最初に計って以来全く触っていない。晴れの日の日中、日向のみの世界なので光量が全く変わらないのでかなり楽。ISO100でf/8.0 1/500。典型的なSunny16の環境。


【写真4】撮影済フィルム

西なぎさを中心にウロウロ。撮りたい画はひと通り撮り終わったので、一旦クリスタルビューまで戻って機材の片づけ。この日の撮影済フィルムはブローニー220サイズ(1本あたり20枚)で5本分撮影。合計100枚。

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アップロード日時 : 2012年5月 5日 20:14 | コメント (0)

カテゴリ [ 今日の機材 ]

2012年5月 3日

フォクトレンダーのレンズフードLH-1

宅配便でレンズフードが到着。このフードはフォクトレンダー Color-Skopar 21mm F4用のもの。このレンズはエプソンR-D1や富士フイルムX-Pro1て活用中。写りはとてもよいから満足していつつも、けっこうな広角なので周辺から差し込んでくる光によってフレアが発生しまくり。なんとかすべく専用のフードを探すも、そもそもレンズ本体とは別売りの単体販売品なので中古市場では全く見当たらない。仕方ないので新品買いすることに。久しぶりに価格コムの最安店で注文してみた。4月中旬に注文してかれこれ2週間、ようやく到着。これでフレアに悩まされる頻度が減ってくれたらいいな。

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アップロード日時 : 2012年5月 3日 12:03 | コメント (0)

カテゴリ [ 新しく買ったもの ]

2012年5月 2日

アサヒカメラ 1999年2月号

ヤフオクで落札したアサヒカメラの「1999年2月号」が到着。かなり古い雑誌だけど見出しが超気になって、フラフラ?っと落札してしまった。

今なお続くアサヒカメラの人気連載「ニューフェース診断室」ではキヤノンのEOS-3が取り上げられていて、比較対象となっているのがニコンのF100ですよ。そして実写詳報がCONTAX645とPENTAX67II。すごく時代を感じる。この頃F100がすごく欲しかったけどお金がなくて買えなかったのを思い出した。結果的にいま手元にあるのはEOS-3だったりする。買ったのは去年だけど。

ちなみにこの雑誌、落札金額は200円。これが200円で楽しめるんだったら安いもんだ。

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アップロード日時 : 2012年5月 2日 21:58 | コメント (0)

カテゴリ [ 新しく買ったもの ]

PENTAX 6x7用のマグニファイヤー

ふらっと立ち寄った中古カメラ屋で見つけたもの。新宿駅西口の新宿中古カメラ市場にフラッと立ち寄って特にあてもなくショーウィンドーを見ていたときのこと。中判カメラのコーナーでふと気になるものを発見。それがこのマグニファイヤー。

ペンタックス67は私のメイン機材のひとつ。撮影環境をグレードアップさせるべく、アングルファインダーとマグニファイヤーをゲットしたいと思っていたところ。ただ、ヤフオクで探すも値段が比較的高く、なかなか手を出せずにいた。

そんな中、新宿中古カメラ市場で見かけたこのマグニファイヤーは4,200円(税込)。ヤフオクでは平均7,000円程度で固定価格出品されているため、それと比較するととても割安。ということで迷わず購入。次回ペンタックス67で写真を撮るときに一緒にこのマグニファイヤーも持ち出して使い勝手を確認してみる予定。

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アップロード日時 : 2012年5月 2日 19:07 | コメント (0)

カテゴリ [ 新しく買ったもの ]

山崎光学写真レンズ研究所(1) - 訪問

旧東ドイツ、カールツァイス・イエナのFlektogon 65mm F2.8というレンズについて。このレンズはPENTACON six(またはPraktisix)という中判カメラ用に供給されたもの。他のラインナップはFlektogon 50mmやBiometar 80mm、Sonnar 180mmなど今でも評価の高いレンズが目白押し。そんな中、この65mmは早々に正規ラインナップから外れ製造停止に。ツァイス自らが目指す写りではないと判断を下しディスコンになったとか。そのためレンズの残存数は他のラインナップよりも比較的少なめ。見つけたとしてもほとんどが初期グッタペルカのモデル。

初期グッタペルカモデル - 2012年2月25日のエントリー


【写真1】Carl Zeiss Jena Flektogon 65mm F2.8(ゼブラモデル)

中でもこのゼブラ柄モデルは超レア玉で、かれこれ1年以上探しても見つからなかったもの。eBay、ヤフオク、世界各国のカメラ屋のサイトを定期的に巡回しても全く見つからない日々が続く。しかしながら今年の2月のこと。eBayでポーランドの業者がたまたまこのゼブラ柄モデルのレンズを出品した直後のタイミングに遭遇。By It Nowの固定価格出品だったので、一瞬もためらうことなく入札。

lens
【写真2】レンズ中玉のストライプ状のクモリ

かくしてレア玉が私の手元に届いたわけだが、残念のことにこのレンズにクモリが発覚。中玉にストライプ模様のクモリが出ていて、撮影するとボンヤリと白っぽくなり、光源はにじんだ感じに写る。せっかく手に入れたレア玉、このまま売ったり死蔵させるにはあまりにもったいないので、意を決して修理することに。

レンズのカビやクモリはガラス表面のコーティングに巣食って広がるものが多い。仮にカビやクモリを削りとったとしてもコーティングがやられてしまうため、元の光学性能を取り戻すことはできない。元のレベルに戻すにはレンズの研磨、コーティングの処理を施す必要がある。しかしながらここまでの作業となると、もはや技術レベルは激しく高くなり、普通のレンズ修理業者では対応できない。

ということで訪れたのは北新宿の山崎光学写真レンズ研究所。日本でほぼ唯一のレンズ再研磨、再コーティングをできる職人さんの工房。その技術力の高さはについて、ネットでは伝説的な逸話を多々目にすることができる。

Carl Zeiss Jena Flektogon (M42) 35/2.8(1st silver type) Restored! - M42 MOUNT SPIRAL
山崎光学写真レンズ研究所へ行きました。 - 龍人の独り言
山崎光学写真レンズ研究所 - 930/02 LOVELOG
匠の技 - クラカメ好きですか
レンズ研磨その後 - 物食日記

とは言え、こちらの工房はレンズの光学面のみのプロフェッショナルであり、例えばピントであるとかヘリコイドの調整などは対象外であるとのこと。そのあたりのやりとりを記載したブログが以下。

山崎光学写真レンズ研究所 - alfa75 blog

結果のクオリティが素晴らしいことは素晴らしいのだろうが、無意味に神格化すると依頼者側も無駄に期待してしまうし職人さん本人も困ってしまうと思うので、周囲の評判はそこそこに考えておくのがよいと思われる。いずれにしてもレンズの研磨、コーティングに関しては唯一無二と言っても過言ではない高度な技術を持つ工房なので、その存在価値は計り知れない。


【写真3】山崎光学写真レンズ研究所 裏口

JR大久保駅から徒歩数分、大通りから一本内側の通りに入ると、どうやらこちらは裏口だったようで表に回るように案内する看板が。


【写真4】山崎光学写真レンズ研究所 正面全景

表から見るとこんな感じ。パッと見た感じ普通の一軒家。


【写真5】山崎光学写真レンズ研究所 工房への通路

ドアベルを押してしばらくすると家の窓が開き「どうぞお入り下さい」の声が。この勝手口のようなドアを開けて、家の裏側に回るとそこが工房への入口。

案内してくださったのは中年の男性。ネットの各種書き込みを見るに、職人の息子さんだと思われる。私をイスに座らせ、そのまま作業に戻る。5分ほどのんびり待っていると工房の奥から職人の山崎さんが登場。訪問前に電話で症状を伝えていたので、挨拶もそこそこに、すぐにレンズを見始める。

山「中にクモリでしたっけ?」
私「ええ、そうなんです」

山崎さんと私は机の角をはさんで医者と患者のようなポジションで座る。デスクライトをつけてルーペでレンズの中を覗き込む。

山「あー確かにクモリがありますね」
私「なんとなく縞模様の・・・」
山「ええ、見えます。これだと写真に影響出ますね。全体的にうっすらモヤがかかったような、どこかスッキリしない感じになりますね。ボヤッとした感じというかね」
私「そうなんです。実際に撮影した写真でも点や線がボンヤリしてにじんだ感じにも見えました」
山「そうでしょうね」

クモリの原因が何であるか見極めるために、前から後ろから、いろんな角度からレンズの中を覗き込む。

山「フレクトゴンは好きですか?」
私「はい、好きです。なんか最近のレンズにはない独特な描写してくれるのが気に入ってます」
山「フレクトゴンの評価は分かれるみたいですね。最近のレンズを好きな人はシャープな描写を好むからフレクトゴンは評価高くないですが、昔っぽいふんわりした雰囲気を好む人には評価が高いですね。例えばアンジェニューとか、あのあたりとテイストが近いですよね」
山「このレンズ、いつごろ手に入れました?」
私「今年の2月ぐらいです」
山「随分キレイですね。まぁ、この時代のモノとしては、ということですがね」
私「はい、大きなキズもアタリもなく、動作も問題ないのでかなりお買い得だったと思います」
山「そうですね。まさに問題はこのクモリだけですね。」

という雑談もはさみつつ、話は結論に近づく。

山「直せることは直せると思うんですが、このクモリがどういう種類のものかレンズを開けてみないと判断できないので、レンズは一旦お預かりさせてください。一度開けて状況を見てから見積もり金額を電話でご連絡します」

そう言って連絡先の名前、電話番号を伝えてこの日は山崎さんの工房をあとにする。どのように仕上がるか、今からかなり楽しみだ。

■続き
山崎光学写真レンズ研究所(2) - 連絡 - 2012年6月6日

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アップロード日時 : 2012年5月 2日 18:35 | コメント (1)

カテゴリ [ レンズのトラブル ]

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