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2012年6月30日

山崎光学写真レンズ研究所(3) - 修理完了

訪れたのはJR大久保駅。目的はいつもの「スナップ」ではなく、修理を依頼していたレンズの受け取り。

■これまでの経緯
山崎光学写真レンズ研究所(1) - 訪問 - 2012年5月2日
山崎光学写真レンズ研究所(2) - 連絡 - 2012年6月6日

修理を依頼していたのはeBayで落札したレアレンズ、旧東ドイツのCarl Zeiss Jena Flektogon 65mm F2.8。レンズの中玉にクモリが発生しており、写真を撮ってもどうにもスッキリしない写りになっていたのだ。

そこで門を叩いたのが北新宿の山崎光学写真レンズ研究所。日本でも数少ないレンズの研磨・コーティングを行える職人さんがいる工房だ。ゴールデンウイークも中日の5月2日にレンズを持ち込んで修理を依頼していたのだ。6月上旬に修理が完了したと電話連絡をいただいていたのだが、なかなか都合がつかずレンズを受け取りに行けなかった。そして今回、ようやく時間ができたのでレンズをピックアップに伺うことに。念のため事前に電話を入れて「これから受け取りに言っていいですか?」と確認してみたところ「いつでもいいですよ」とのこと。

前回訪問した時と同様、勝手口の入り口みたいな門の脇のドアベルを押す。すると隣の窓が開いて「どうぞー」との声が。門を開けて外周に沿って進み、家の裏手にある入り口から工房に入る。

お弟子さんのような方が電話で職人の山崎さんに連絡を入れてくれる。しばらく待っていると、山崎さんが預けていたレンズを持って現れた。前回の訪問時と同様に、机の角をはさんで医者と患者のようなポジションで座る。職人さんは僕の目の前にレンズを置いて一言。

山「キレイに直りましたよ。どうぞご確認ください」

久しぶりに手にするフレクトゴン。フロントキャップとリアキャップを外し、デスクライトにかざしてクモリがあった場所を見てみる。するとクモリがスッキリとれて、新品同様のクリアな状態に戻っていた。

私「これはすごいですね!クモリが全くなくなりましたね」
山「ええ。そう簡単ではなかったですけどね。キレイに直りました。ピントもしっかり合わせておきましたからね」
私「ありがとうございます。キレイになったこのレンズでどんな写真が撮れるか楽しみです」
山「ええ、ぜひぜひ撮ってみてください。6x6で写真を撮られる方はもう少なくなりましたからね。このレンズで6x6写真とはなかなか本格的ですね」

などなど、しばし雑談。

一通りレンズの検品が終わったところでお支払い。事前に金額は聞いていたので、お釣りが出ないようにピッタリ用意しておいた。修理代金は18,000円。今回の修理がどの程度の難易度の作業だったのか私には知りようもないが、個人的な感覚としては、これだけの作業で18,000円とはものすごく安い。代金を支払って領収書を受け取る。

レンズをカメラバッグにしまおうとしたら、山崎さんから声をかけられた。

山「そのままバッグに入れるのですか?ちょっと待ってください。これをお使いください」

と言って、小さなクッションポーチをくれた。ポーチにレンズを入れてカメラバッグに仕舞いこむ。こういう小さな心遣いがとても嬉しい。

これが修理済みのレンズ。外観的に修理前後の違いはないが、レンズの中を覗いてみると一目瞭然。スッキリクリアな様子はまさに新品同様。約50年前の旧東ドイツレンズもこれで完全復活。あと数十年は余裕で使えそうだ。

アップロード日時 : 2012年6月30日 17:23

カテゴリ [ レンズのトラブル ]

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