街角散歩

« 春の花 | メイン | もう一人のプレーヤー »

2006年5月13日

夜の空港

夜の空港

5月2日の夜、撮影旅行に出発するため家を出たのが21:30ごろ。これから最初の撮影地、栃木に向かい、現地で夜を明かして朝一番から撮影しようと思っていました。ところが、ここで冷静に考えてみたのです。この時間から栃木に向かったとして、せいぜいゆっくり車を走らせたとしても1:00ごろには着いてしまいます。これはさすがに早く着きすぎです。というわけで、どこかで時間をつぶすことにしました。

ということで出かけたのが京浜島です。普段何もないときだったら、交通手段がなくてヒジョーに行きづらい場所です。でもことのきは違います。長距離移動のためにレンタカーを借りていたのです。ぜひこの機会に訪れなければ!と思い、あえて訪問してみました。かつて京浜島にはロケで一度だけ訪れたことがあります。とは言っても訪れたのはロケ先の会社だけ。それ以外の場所は全く知りません。でも、一つおぼろげながら覚えている歌があったのです。ドリカムの「東京 ATLAS」という歌の中で「京浜島で飛行機のおなか見よう」という歌詞が出てくるのです。ということは、おそらく京浜島には飛行機を見ることができる場所がどこかにあるのだろうと、勝手に思いこんで何はともあれと思い、強引に行ってみました。すると島の東側に「つばさ公園」なる場所があるじゃないですか。名前からしていかにもそれっぽい。ということで公園に入ってみました。

両脇に木が連なる小道を抜け、ちょっとした坂道を上りきった瞬間、目の前が一気に開けました。そのときに撮影したのがこの写真です。いやー、ビックリしました。夜の羽田空港からは光があふれだしていて、まるで映画に出てくる宇宙基地のようでした。周囲が対照的に真っ暗なので、特に空港の明るさが際だってました。ちなみに写真中央からやや左側に写っている空中の光の線のようなものは着陸する飛行機の明かりです。この写真は15秒間シャッターを開きっぱなしにしていたので、このように飛行機が線として写っています。

思わずいい景色を撮影できて、ちょっと嬉しくなっていたのですが、実はこのあとちょっとしたトラブルがありました。公園で思う存分撮影を終え、車に戻り写真のチェックをしていたのです。すると隣をパトカーが通り過ぎていきました。ふと、50メートルほど先に停車したかと思うと、すごい勢いでバックして僕の車のすぐ目の前まで迫ってきやがったのです。そして運転席と助手席から2人の警察官が降りてきて僕の車の方へ向かってきました。

「何やってるの?」
「写真を撮ってたんです」
「写真って何の?」
「羽田空港です」
「飛行機の?」
「いや、空港です」
「空港の何を?」
「空港の夜景です」

だいたいこういう会話はラチがあかないものなのです。めんどくさいので、撮影した写真をその場で警察官に見せました。すると、ようやく納得してくれたようです。

「ところで京浜島って22:00以降、入っちゃいけないんだけど」
「え!?そうなんですか?」

どうやら京浜島に限らず、東京湾岸の人工島や埠頭などには夜中、立ち入ってはいけないことになってるようなのです。そんなこと知るはずもありません。かつて人工島や埠頭で暴走族が暴れていた時期があり、その時代にこの規制がかけられたらしいのです。警察も僕を見て明らかに暴走族じゃないことを察したのか、特に厳しいことは言われませんでした。そもそもレンタカーで暴走族やってるヤツなんていませんからね。しかも撮影した写真を見て、怪しい人物ではないということは理解してもらえたようなので、特におとがめはありませんでした。それにしてもビックリしました。そもそも何一つ悪いことしてる意識はありませんでしたからね。旅に出発する直前の、ちょっと身が引き締まる一瞬でした。

アップロード日時 : 2006年5月13日 02:08    撮影場所 : [ 大田区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 平和島 つばさ公園
撮影日時 2006年5月 2日 23:06
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 +2/3EV
露出時間 15秒
レンズ情報
レンズ EF24-70mm F2.8L USM
焦点距離 42mm
絞り f/5.0

関連写真

着陸態勢の軌跡 空港の誘導灯 着陸中の飛行機 海上の巨大構造物 盛夏の青空 窓外の眩しさ 離陸と駐機 夕空のフライト

コメントを投稿

オリジナルファイル

 
 この記事の写真はflickrにアップロードしています。

広告

ATOM ATOM rss1.0 rss2.0