街角散歩

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2006年5月 9日

日本家屋の空気

日本家屋の空気

旅の2日目に訪れたのは福島県喜多方市。ラーメンのイメージ以外なにも思いつくものがない状態で訪れてみたのですが、どうやらこの街は古くから残る「蔵」が多いことで有名とのこと。蔵は街のあちらこちらの点在しているらしく、車で一気にまわれるものでもなかったので、いつも都内でやっているように歩いて街を回ってみました。

喜多方はえらく昔から残る「蔵」と、昭和初期のころからの古い建物が混在した不思議な空間でした。一見するとこれといって見所はない街なのですが、ときにひどく懐かしい気持ちにさせられる街でもありました。路地を歩いているとおもしろい光景がどんどん目に飛び込んできます。勢いシャッターを押す指にも力が入るってものです。

今日の写真はそんな喜多方で撮影した一枚です。醤油問屋の玄関先を写したものです。古い日本家屋の雰囲気と窓から差し込んでくる西日の様子に心惹かれシャッターを押しました。こういう光景は、心の底でなんとなく「懐かしい」というイメージがあるのですが、実際目にする機会はもはやほとんどなくなってしまいました。

古い日本家屋はスキマ風が入ってきたり段差が多かったりと、居住性の面から考えるともしかしたら住みにくいものなのかもしれません。でも日本家屋でなければ味わえない雰囲気、日本家屋だからこそ得られる落ち着いた空気感というものも捨てがたいものがあります。

このような引き戸を見ていると、ふと曇りガラスに人影が映り、勢いよく戸を引いて誰かが入ってきそうな、そんな雰囲気すら感じられます。

アップロード日時 : 2006年5月 9日 00:52    撮影場所 : [ 福島 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 喜多方市字三丁目周辺
撮影日時 2006年5月 4日 15:58
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -1/3EV
露出時間 1/200秒
レンズ情報
レンズ EF24-70mm F2.8L USM
焦点距離 70mm
絞り f/2.8

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