街角散歩

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2006年3月29日

ミニチュアの世界

ミニチュアの世界

いきなりですが、今日の写真ってどうですか?ミニチュア模型のように見えませんか?実はこれ、こないだの日曜日に都庁の展望台から撮影した新宿パークタワーのエントランス部分の写真なのです。言われてみれば確かにパークタワーの写真ですが、どこか普段と違う感じがしますよね。

日曜日の日記で「都庁の展望台から風景を撮影してると、ひとついいアイデアが思いついた」って言ってたのはこのことだったんです。誰しも高いところから風景を眺めると、一度は「車や人間がミニチュアに見える」と思ったことがあると思うのですが、それを写真で表現するとこのようになります。

だいぶ前、この日記で東京タワーの写真をアップしたとき、「光と影のバランスで普段見えているものがまるっきり違うものに見える」と書きましたが、今回の写真はまた別の要因で現実感を失わせているのです。考えてみると絵画と違って写真は現実の風景を見たままにとらえるものというイメージがありますが、実はぜんぜんそんなことないんですよね。写真は撮影する人間の表現力でいかようにもイメージを変えることができる、ある意味ではあやうい存在だと思うのです。今回の写真でも横断歩道付でゴチャゴチャしている車はまるでミニカーのように見えますし、周囲の街路樹もジオラマ用に植えたもののように見えます。かつて僕の日記でアップした写真の中で「関西国際空港」の写真がありました。これも中途半端にミニチュアっぽく写ってます。このときはあえて狙ったわけではないのですが、飛行機の窓から撮影する関係上やむをえずミニチュアっぽく撮れちゃったのです。

......とここまで勢いよく書いてきましたが、この日記読んでる方の中にも知ってる人っておそらくいますよね。実はこの手法、パクリなのです。元々はフィンランドの写真家ミクロス・ガールという人が発明した手法なのです。最近では日本人写真家の本城直季という人がこの手法をさらにブラッシュアップして一躍その名を馳せています。ハイアマチュア向けの写真雑誌などでは本城さんの作品が頻繁に掲載されているので、世間ではもはやミニチュア的写真=本城直季という図式が成立しちゃっているのです。

本城直季さんの作品

なので今回僕がやった手法も明らかに二番煎じなわけです。でもいいんです。おもしろいから。これってやってみるとホントにおもしろいんですよ。ついついハマっちゃいそうです。まぁ、よく「道を極める」ときの初期段階でプロの手法を徹底的に真似るといいますからね。画家だって有名な作品の模写ってやるじゃないですか。あれと同じと思えばいいのです。実際今回の写真もまだまだ中途半端なんですよね。本家本元の足下にも及ばないレベルです。ということで、今後もちょいちょいこの手の写真をアップすると思いますが、そのときは「パクリ」ではなく「模写」だと思って見てください。なお、今回は全部で6枚のミニチュア的写真を作りました。残りは例によってFlickrです。興味のある方はぜひのぞいてみてください。

私の模写的ミニチュア写真

アップロード日時 : 2006年3月29日 00:04    撮影場所 : [ 新宿区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 東京都庁 展望台
撮影日時 2006年3月26日 14:28
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -1/3EV
露出時間 1/50秒
レンズ情報
レンズ EF70-200mm F2.8L IS USM
焦点距離 70mm
絞り f/9.0

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オリジナルファイル

 
 この記事の写真はflickrにアップロードしています。

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